逆子体操。 逆子を治す方法は?婦人科医140人に聞いてみました

【簡単にわかる】逆子体操の原理(メカニズム)について

逆子体操

日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。 現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。 妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 出産時に逆子だと帝王切開の可能性が高くなるため、「できるだけ逆子にはなってほしくない…」と思っている妊婦さんは多いですよね。 しかし、妊娠中期までは半分近くの赤ちゃんが逆子だといわれ、決して少なくはありません。 出産時には、そこからさらに10分の1程度にまで逆子の割合が減るとはいえ、なかなか治らないとイライラやストレスがたまりますよね。 そこで今回は、逆子を治す方法を中心に、なかなか治らないときのイライラの解消法も含めてご紹介します。 そもそも逆子ってどんな状態? 逆子とは、子宮内で赤ちゃんの頭が下ではなく、上を向いている状態を指します。 医学的には「骨盤位」と呼ばれ、赤ちゃんの大きな頭が先に産道に向かわないので、自然分娩がしづらくなってしまいます。 関連記事 しかし、これらは逆子になる原因の一部で、逆子の多くは原因不明です。 そのため、誰でも逆子になる可能性があります。 また、妊娠後期になると赤ちゃんの頭は大きく、重くなるので自然と下を向き、次第に固定されるのですが、なんらかの原因で出産時まで逆子が続こともあります。 なかなか治らない逆子を治す方法は? 妊娠28週目くらいをすぎても逆子が治らないときには、産婦人科医に相談しましょう。 医師から、逆子を治す方法を勧められたら試してみましょう。 逆子を治す方法として知られているものはいくつかあります。 例えば、逆子体操、寝る向きを変える、お灸や鍼、ツボ押しやマッサージなどです。 それぞれの具体的な方法を、以下でご紹介します。 実際に試すときの参考にしてください。 ただし、これらの効果には個人差があるため、逆子を治す方法を実践しても、治る人と治らない人がいることは覚えておいてくださいね。 逆子が治らないときの体操とは? 逆子を治す方法として、逆子体操が有名です。 逆子体操は、骨盤を緩め、おなかの中で赤ちゃんが動きやすい状態をつくり、逆子を自然に治します。 逆子体操には2種類あり、どちらも妊娠30週以降の就寝前(お昼寝も含む)に行うと効果的です。 ただし、おなかへの負担や、痛み、張りを感じたら無理をせず、すぐに中断しましょう。 また、体操をはじめるときは、事前にかかりつけの産婦人科医の許可を取るようにしてください。 胸膝位(きょうしつい)• うつぶせになります。 胸は極力床から離さないようにしながら、膝が90度になるくらい、お尻だけを高い位置にあげます。 その後頭を持ち上げず、逆子の赤ちゃんの背中ではない側が下になるように、横向きになります。 たとえば右に向きたいときは、左の肩と腕を右へスライドさせて横向きになりましょう。 胸膝位は、行ってからすぐ立ち上がると効果があまり期待できないので、昼寝や夜寝る直前に行うのがおすすめです。 仰臥位(ぎょうがい)/ブリッジ法• 仰向けに寝ます。 枕や布団をお尻の下に敷き、30~35センチほど高さにお尻の位置をもっていきます。 そのまま10分ほど姿勢を保ちます。 1日2回ほど行うと効果的です。 なお、胸膝位も仰臥位も、やっていて気分が悪くなったらすぐに中断してくださいね。 関連記事 逆子が治らないときはお灸が効果的? 逆子がなかなか治らない場合、逆子治しに効果があるとされる2つのツボにお灸を施す人もいます。 一つは、くるぶしの内側から指4本分離れたふくらはぎのあたりにある「三陰交」というツボ、もう一つは足の小指のすぐ外側にある「至陰」というツボです。 妊娠28週目以降に行うと逆子を治すのに効果的だとされているので、事前に産婦人科に相談のうえ、鍼灸院などで施術を受けてみるのも一つの方法です。 自分で行うこともできますが、初めは鍼灸院で施術してもらい、方法や注意点を指導してもらいましょう。 ツボ押しで逆子が治るの? 逆子が治らない場合、ツボ押しで逆子を治す人もいます。 お灸と同様、三陰交と至陰のツボを指で押していく方法です。 ツボは同じですが、お灸とツボ押しのどちらが良いかは妊婦さんの体格や体の調子によっても異なります。 ツボ押しの位置もその日の体調などによって変わることがあります。 目安としては、押したときに「痛いけど気持ちいい」と感じる部分がその日のツボの位置だとされています。 詳しくは、ツボ押しを行っているマッサージ施設や、鍼灸院にて一度診察してもらうか、電話等で確認してみましょう。 関連記事 逆子が治らないと、帝王切開になる? 妊娠期間中は、赤ちゃんが常時おなかの中で自由に動き回っている状態なので、いつの間にか逆子が治っているということも少なくありません。 逆子を治すために逆子体操やお灸などの努力をしてきた妊婦さんにとってはショックかもしれませんが、帝王切開は母子の安全を最優先に考えた出産方法の一つなので、産婦人科医の指導の下、安全な分娩を最優先にしましょう。 ただ、産婦人科の方針にもよりますが、逆子が治らなくても、状態次第では経腟分娩も可能です。 十分危険性を考慮したうえで、医師とよく相談をしてくださいね。 関連記事 逆子が治らないイライラやストレスはどうやって解消する? 逆子がなかなか治ってくれないと不安になってイライラしたり、ストレスがたまったりしますよね。 でも、そのたびにお腹が張ったり、身体がこわばったりすると、子宮も固くなりやすく、余計に赤ちゃんが動きにくくなることもあります。 ぜひ、逆子を治すことにもつながる以下のようなイライラ解消法を実践してみてくださいね。 身体が温まる飲み物でリラックスする 身体の冷えも逆子を治しにくくするので、リラックスも兼ねて暖かい飲み物を飲んでゆっくりすごしましょう。 たとえばルイボスティーやジンジャーティーなどを試してみてくださいね。 ウォーキングなどの適度な運動をする 逆子体操などももちろん試したい運動ですが、普段からの適度な運動も効果が期待できます。 無理な運動はお腹の張りにつながってしまいますが、ウォーキングなどの適度な運動で、赤ちゃんの動きも刺激してあげましょう。 穏やかな気持ちで赤ちゃんに話しかける お腹に向かって「ここが足だよ」とお腹の上の方をさすりながら語りかけると、いつの間にか足での胎動がお腹の上の方で感じるようになった、という妊婦さんもいるようです。 リラックスするつもりで話しかけるのも一つの手ですね。 ただ、最後には、「どうしても逆子になることはあるんだ」という気持ちもどこかで持っておきましょうね。 やるだけのことはやって、あとは、不安をしっかり解消するためにも帝王切開などの出産方法について、産婦人科の先生に詳しく聞いておきましょう。

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【体験談】逆子でも心配しないで!逆子のメカニズムと治し方、帝王切開につながるケースとは?

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逆子の診断は妊娠30週前後 「くるん!」と回ってくれますように……! 赤ちゃんが小さいうちはクルクル回っているので、妊婦健診のときに赤ちゃんが逆さでも医師は何も言いません。 頭とお尻、どちらが下でも何も問題がないからです。 「逆子です」と診断されるのは妊娠30週前後でしょう。 ほとんどの場合は、体操などしているうちになおります。 実は、体操をしない人も大抵はなおるということもわかっています。 でも、もし臨月近くになっても、なおらなかったら、そのあたりでいくつかの選択肢について考えましょう。 帝王切開で産む?自然出産をする? 逆子のまま出産するとしたら、今は帝王切開をすすめる医師が多いでしょう。 でも医師によっては下から産むことができます。 逆子の赤ちゃんには、いくつかのタイプがあります。 おしりから生まれる格好の逆子なら自然出産が可能です。 ただし、逆子を通常の出産で産むには医師の技術が必要ですので、それを身につけていている医師でなければなりません。 最近は「逆子は帝王切開」という考えが広まっているため、一般的にいって、若い医師はあまりこの技を身につけていません。 逆子の自然出産は頭を下にした子の自然出産よりリスクが高いのですが、この場合は帝王切開のリスクと比べるべきで、医師の技術によっては、自然出産も選択できるでしょう。 効果が高い「外回転術」 医師によっては、お腹の上から胎児を回す「外回転術」という技で逆子をなおします。 超音波で見て、赤ちゃんの状態をチェックしながらおこないます。 帝王切開を減らそうと考える医師が、よくおこなっています。 これをおこなっている出産施設では、逆子を理由にした帝王切開は非常に少なくなっています。 中には回らないケースもありますが、全体から見ると、成功率がとても高い方法なのです。 それほどいい方法なのに行う医師が少ないのは、僅かですが危険をともなうためでしょう。 500回に一回程度の割合で、緊急帝王切開になると言われています。 そのため、赤ちゃんが早産にならないように臨月になってからおこなう医師が多いでしょう。 ただ、赤ちゃんは、小さいほど回りやすいのです。 そのため、もっと早い時期に回転させる医師もいます。 この場合は臨月より明らかに成功率が高くなるのですが、自然に治る可能性がある赤ちゃんを回すということでもあり、あまり一般的ではありません。 逆子直し体操をする人も多いと思います。 楽にできるポーズをご紹介しましょう。

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【医師監修】逆子体操は効果ある? やり方を原理から学ぼう!|ウーマンエキサイト(2/2)

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神奈川県を中心に1日100名を超える整骨院で修業を重ね、現在25万症例以上を施術。 トップアスリートやモデル、芸能関係者から個人依頼を受ける一方、2006年に神奈川県厚木市に開業。 全身の骨格矯正に強み... 妊娠週数も進んで赤ちゃんが大きくなってくると、会えるのがもっと楽しみになってきますよね。 ただ、妊婦健診で医師から「逆子ですね」と言われやすい時期でもあります。 そんな逆子を治すために「逆子体操」という方法があるのをご存じでしょうか?今回は逆子体操のやり方やコツ、いつからいつまでやると効果的かなどをまとめました。 逆子とは? そもそも逆子とはどういった状態でしょうか。 通常であれば、赤ちゃんは産道を通り抜けやすいように頭を子宮口の方に向けているのですが、まれに、子宮口とは反対側に頭を向けていることがあります。 これが「逆子」という状態です。 妊娠初期・中期では赤ちゃんがまだ小さくて子宮に余裕があり、頭を上にしたり下にしたりくるくると動き回っています。 そして、妊娠後期になると赤ちゃんの頭は大きく、重くなり、自然と下を向いていきます。 しかし、うまく下を向かずそのまま固定されてしまうと逆子になってしまうのです。 その確率はおよそ3〜5%程度です。 関連記事 逆子体操はいつからいつまで? 逆子体操の開始時期は、一般的に妊娠30週以降です。 それより前だと、そもそも赤ちゃんが動き回りやすい時期なので、逆子に戻ってしまう可能性もあります。 夜寝る前に行うのが効果的で、回数は、1日に1回だけで構いません。 回数よりも体操をした後にその効果を維持したまま寝ることが大切です。 終了時期は、妊娠32週を過ぎ、赤ちゃんが1,300~1,500g程まで成長した頃が目安です。 そのころには、子宮内に動き回れる余裕もなくなり、赤ちゃんが骨盤に固定されてくるため、逆子を体操で治すことは難しいといわれています。 なお、切迫早産の危険がある方など、逆子体操をしてはいけない場合もあるので、必ずかかりつけの産婦人科医と相談して体操をいつからいつまでやるのかを決めてくださいね。 関連記事 逆子体操のやり方やコツは? 逆子体操にも様々なやり方があります。 コツを参考にぜひ取り組んでみてくださいね。 胸膝位(きょうしつい) 胸と両膝を床につき、おしりを高くあげる体勢です。 四つん這いになってから手の力を抜いたような姿勢をイメージしてください。 まくらを敷いて、その上に顔を置くようにすると楽になるので、そのまま15分ほど同じ姿勢をキープしてください。 あとは、その姿勢のまま頭を上げずに横向きになって休みましょう。 仰臥位(ぎょうがい)・ブリッジ法 あおむけになり、おしりの下にまくらや布団を置いて、30センチくらいおしりを持ち上げます。 その姿勢を約10分キープしますが、慣れないうちは無理をせず、できる長さからはじめてください。 側臥位(そくがい) 赤ちゃんがうつぶせになるように横になることで逆子が治ることもあります。 エコー検査で見たときに、赤ちゃんの背骨がママの右側にあるときは左半身を下に、逆に赤ちゃんの背骨がママの左側にあるときは右半身を下にします。 シムスの体位 胸膝位と仰臥位の姿勢をとった後で横向きになって寝る姿勢のことで、赤ちゃんが回転しやすくなるといわれています。 横向きになり、上になる足のひざを軽く曲げ、ひざは床につくようにするとリラックスできます。 人によって楽だと感じる姿勢は違うので、色々試して自分が一番楽だと感じる姿勢を見つけてくださいね。 ただし、胸膝位や仰臥位、シムス体位をとっても、最終的には側臥位の体勢で休むのが理想です。 エコー検査のときにどちら向きになればいいのか産婦人科医に聞いておきましょう。 関連記事 逆子体操はきつい?ブリッジしても大丈夫なの? 逆子を治したいという気持ちはあっても、「逆子体操はなかなかきつい…」という先輩ママの声もたくさん聞きます。 体操の内容によってはブリッジするようなものもあり、赤ちゃんに影響はないのかなと心配になりますよね。 基本的には逆子体操によって赤ちゃんの体調に影響があるとはいわれていませんが、体操中にママが息を止めてがんばってしまって酸欠状態になったり、激しい運動でお腹が張るようでしたら、しばらく無理な体操は控えた方が良いでしょう。 逆子体操に危険性はないの? 逆子体操がきつく感じたり、お腹に張りや痛みなどの違和感があるときは、無理をせずにすぐにやめましょう。 無理をして続けても逆子が改善されるとは限りませんので、できる範囲でコツコツと続けてくださいね。 妊婦さんによっては切迫早産を引き起こす可能性もあり、産婦人科医の指導をしっかり守って実践してください。 逆子体操は続けることが大切 逆子体操ですぐに治る方もいれば、なかなか治らない方もいて、効果には個人差があります。 逆子が治ると分娩時の負担も軽くなりますので、簡単には諦めたくないですよね。 ただ、無理はせずに、母子ともに体にかかる負担が少ない体操でもありますので、産婦人科医の注意点を守りながら試してみてくださいね。 また、逆子は経穴(ツボ)やお灸で治せることもあります。 マタニティ施術を行う鍼灸師さんに相談するのも良いかもしれませんね。 また、逆子はツボ押しやお灸でも治せることもあるので、自分に合った方法が見つかるといいですね。

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