目やに が でる。 風邪で目やにが多くなる原因は?充血の理由や目薬等の対処法も

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急な目やには感染を疑います あるとき急に目やにが出だす場合は、細菌やウイルスの 感染による結膜炎が疑われます。 これらの結膜炎の場合は黄色い目やにが多くでることが通例です。 ウイルス性結膜炎は、はやり目(流行性角結膜炎)であることが多く、他の人に感染しやすいため十分な注意が必要です。 はやり目は、充血が強いことが多いのも特徴です。 風邪に伴って発症することもあります。 これに対して、 細菌性結膜炎は、充血が目立たないことも多く、手でこすったり、汚い水が入ったりと原因が分かる場合もあります。 以上、急性の細菌性もしくはウイルス性の結膜炎の場合、治療は抗菌点眼薬と低濃度のステロイド点眼を年齢や状態に応じ使い分けて治療します。 白っぽい目やに いつからということなく白い糸をひくような目やにが少し出てくる場合は、アレルギーが関係していることがあります。 このような場合にアレルギーの所見や症状としてのかゆみがあればまずはアレルギー性結膜炎として治療します。 白っぽい目やにが何となくいつも出てくる場合は、涙を鼻腔に逃がす出口である涙点が閉鎖していたり、涙を逃がす通路である涙道が閉鎖もしくは狭窄(鼻涙管狭窄症:別項「涙が多い」をご参照下さい)しており、 涙が常に多いため、それが固まり目やにとなるケースがあります。 白っぽい目やにの場合、このほかにもドライアイなどにより流涙を来たしやすいために涙が多く、それが目やにとして自覚されるときもあります。 乳幼児で白っぽい目やにが目立つ場合は、 睫毛内反(逆まつげ)のほか、まれに 先天緑内障など治療を急ぐ必要のあるケースもあります。 黄色い目やに やや黄色っぽい目やにがいつも出てくる場合は、 慢性の細菌性結膜炎が疑われます。 この場合は、急性の細菌性結膜炎に用いるのと異なる種類の 抗菌点眼薬が効果のある場合があります。 しかし、鼻腔や咽頭に細菌叢(リザーバー)がある場合は点眼薬だけでは改善せず、内服薬が必要になる場合もあります。 何年も患っておられる場合は難治性のこともあります。 以上の各種結膜炎を区別することは眼科専門医でも難しい場合が多々あります。 症状が出始めて間もない場合や二つの結膜炎が並存している場合はなおさらです。 二つの結膜炎が並存している可能性も常に考えながら点眼治療を早期に開始することで悪化を防ぎ治癒に導くことができます。

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【起床時に出る“目やに”】状態によって目の病気がわかるって本当? Doctors Me(ドクターズミー)

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健康診断とか風邪をひいて医者に診てもらうと、医者は毎回、下のまぶたをアカンベーして目の状態を診察する。 まぶたの裏側が白っぽい場合は貧血気味で鉄分が不足しているとか、白目が黄色い場合は黄疸の疑いがあるっていうのはみんなも聞いたことがあるはずだよね。 目は血管や神経が集中するとても繊細で、ものを視るために露出した体の中でも独特な器官だから、ちょっとした体の異変に対して敏感に変化が現れるからと言われれば「なるほど」と納得できるし、目の外観から健康状態を診断する方法が、聴診器で呼吸音や心音を聴いて体の異変を把握するのと同じように古くから存在する方法だという事実も踏まえると、目は体の健康状態を表す重要な観察ポイントだってことだよね。 疲れた時なんかは目がぼやけて視力が定まらないし、目がショボショボするなんていうことも目に現れる体の異変のひとつで、みんなも経験から馴染みのある症状の一例だと思う。 そんな目の特有な症状の一つに 目やにがある。 目やには、体の仕組みからすればごく当たり前な生理現象なんだけど、普段より多く目やにがでるとなると少し話が違う。 「あれ、ちょっとおかしいな。 バイキンでもはいったかな」とか、「寝不足かな」と、それほど気にもせず放置しがちだけど、実は その目やには弱っている肝臓からの黄信号かもしれないんだよ。 目やにってなんだろう 目は涙で常に潤っているよね。 涙は水分や粘液、油分でできていて、それが層になって目を潤しているんだけど、粘液の中には代謝によって入れ替わる古い細胞やゴミなどが混ざった老廃物も含まれている。 起きているときは瞬きをするから涙は目頭にある鼻涙管という管を通じて喉や鼻に流されるけど、 寝ているときは瞬きしないから涙が鼻涙管に流れない、だから朝起きると目頭に目やにが溜まり易いんだ。 目やにがでるのは正常な代謝活動で、寝起きと、日中に1回程度少し出るぐらいが普通の状態だけど、例えば細菌感染を起こすと涙に細菌と戦った白血球の膿が混ざり、目ヤニの色や粘性なども変化する。 また炎症を起こすと涙が大量にでて目ヤニが増えるし、お酒を飲みすぎた翌朝なんかも目ヤニが多く出る。 確かに細菌感染などは、早めに医者に行って、細菌を撲滅することは大切な処置で、こういった症状が一時的なことであれば良い。 でも少量の目やにでも、それが慢性化している場合などは、体に異変が起きているかもしれないと疑うことが大切なんだ。 人間っていうのはわがままで、面倒くさがり屋だから、何か自分にとって不具合があると、それを解消するように対処するけど、たいした不具合がないとなかなか行動を起こさないよね。 ものもらいになったとしても、医者にいって目薬もらって治ればそれで良しだし、二日酔いで辛い思いをしても、その日の夕方にはすっかりその辛さも忘れ、再びお酒を飲んだりする。 つまり、「なんだか最近目やにがでるなあ」程度で、他にこれといった自覚症状や困ることも無いので多くの人はそれ以上の対応はしようとせずに放置するケースが多く、お酒を飲んだ次の日の目やにの量や、ものもらいなどができる頻度など、普段とは違う症状の変化に気づかない場合が多いんだ。 でも実はこういった症状の変化は、 肝機能が弱っている場合にでる可能性が高く、細菌に対する抵抗力なども落ちている場合が多いので注意が必要で、折角肝臓が注意信号を出しているのに気づかず放置しているのが現実じゃないかな。 肝臓は寡黙な臓器といって自覚症状がでるとかなりやばい状態になることはよく知られているけど、こういった肝臓機能低下が原因で目やにが増えるってことを知ってさえいれば、肝臓の調子を察知することができるはずだ。 目と肝臓が密接に関連していると知っている人は少ないと思うけど、実は直結した器官であって、目やにはその状態を把握する信号でもあるんだよね。 肝臓が疲れると目やにが増える理由 肝臓の役割は、代謝、解毒、胆汁生成で、代謝は摂取した栄養分をエネルギー物質に変換して体全体へ配給し、余剰のエネルギーを一時的に蓄える役割を果たし、解毒は細菌やアルコール、食品添加物、薬などに含まれる有害物質を無毒化して体外へ排出する役割だ。 胆汁生成は脂質の多い食物などの消化吸収を行う重要なもので、肝臓は生きていく上で欠かせ無い機能を担っていている。 これら肝臓の役割は血液を正常化する役割ともいってよく、逆言えば、肝臓に何らかの機能障害があると血液に異常が生じるっていうことだよね。 例えば、アルコールや添加物など有害な物質で少なからず肝組織は破壊されるんだけど、その場合は肝組織に含まれるタンパク質が血液中に流出しGOT、GPT、LDHなどの数値が増えるし、胆汁の流出経路である胆管組織が破壊されるとALPとかLAPと呼ばれる数値も上昇する。 多かれ少なかれかれ幹細胞破壊は日常発生しているけど、正常の肝臓であれば、自己生成する能力を持ち合わせている。 だけど、 肝臓に疲労がは貯まるとその機能も落ち、正常に機能しなくなり血液の異常が慢性化してしまい、その結果、正常でない血液が目に送られる。 その結果、 目が乾燥したり、視力減退、異物排出を即す涙の分泌異常など様々な症状につながってしまうんだ。 また、肝臓に鉄分などミネラルが不足すると貧血などの症状にもつながるし、 解毒機能が低下すれば、細菌などに対する抵抗も落ち、ものもらいや、花粉症などのアレルギー症状も出やすくなる。 更には、悪玉コレステロールで知られるLDLが増えると血液もドロドロとなって目の毛細管の血液の流れを悪くし、まぶたの腫れぼったさや、まぶたに黄色い脂肪腫などができる場合もある。 血管閉塞時には失明の危険性だってあるんだ。 中医学では肝臓と目の関連を強く説いていて、 目の状態を観察することでその異変から体の異変を考察するとされている。 血液の不調が目に現れるって言うことは、言い換えれば肝臓の不調が目に現れるということで、不調の兆しとして目やには代表的な黄信号という訳だ。 よって 肝臓の健康状態=血液の健康であり、 目やにはその日常確認できるインジケーターといっても過言でないんだ。 肝臓は健康維持の源で、自分の肝臓の状態を把握することが健康維持のための秘訣でもあるから、目やにがその判断基準となることを是非活用してもらいたいんだ。 目やにが出やすくなったら肝臓を疑う 肝臓は人間が起きて活動している間は休む時がないほど機能し続ける臓器だから、肝臓を休ませるには、その仕事量を減らさないといけない。 肝臓の仕事量を減らすには、良質な食生活と睡眠、適度な運動を行うのが基本で、良質な食生活とは、基本栄養素とミネラルおよび消化を補助する消化補助酵素が含まれる食品をバランス良くとること、良質な睡眠は、規則正しい生活とリラックスして眠ることが大切で、適度な運動をしてストレスや余剰の脂質燃焼を行うことが基本と言われてる。 でも、生活の不規則、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、飲酒量が増えるなど、現代社会を生きる上では避けては通れない生活環境に陥るときは誰でもあり、その基本を実行するのが非常に困難な社会環境にある。 そんな環境下で 「最近疲れてるなー」と感じられる時に目やにが増える傾向にあれば、一時的にお酒を控えるとか、食事を見直すとか、睡眠を見直すとかで肝臓のケアーを実行して肝臓の疲れを少しでもとってあげるのが健康への気遣いだよね。 血液検査で血液が正常かどうかを確認するのは、せいぜい年に1回程度の健康診断だけど、目やには毎日確認できるから手軽でお得な健康管理であり、目やにの確認をするだけで、肝臓が重篤な症状に陥る前に、手を打つことができるんだから計り知れない効果があるということなんだ。 ・目やには肝機能劣化にようる血液の不調の証で、手っ取り早い健康管理方法。 ・目やにが増えたら肝臓を休ませることが肝心。

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赤ちゃんの目やにが多いのは病気が原因?取り方や対処法は?

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目やにが出る原因 目やにとは? 目やには、目の老廃物が目の縁に溜まるものです。 目くそ、目垢などとも呼ばれますが、医学用語では「眼脂」といいます。 目やにのおもな成分は、角膜上皮や結膜から分泌されるムチンの粘液に、涙の成分や血液細胞、まぶたの老廃物、外から入ってきたホコリやゴミなどが混ざったものです。 目を清潔に保つために涙がつねに目を潤して、ホコリやゴミ、乾きなどから目を守っています。 涙はまぶたにある涙点という小さな穴から回収されて鼻涙管を通って鼻、喉へと流れていくのですが、このとき、老廃物も一緒に流していきます。 就寝中など、まばたきがなく涙の流れが滞っていると、それらの老廃物が目やにとして溜まってしまうのです。 目やにが溜まることは自然な代謝活動の結果ですので、目やにそのものはとくに心配するものではありません。 一方で、疲れ目や、花粉症などのアレルギー、異物などの侵入、コンタクトレンズなどによって目やにが増えることもあります。 目やにの色には注意が必要で、緑っぽいものや黄色の目やにが出る場合には結膜炎を疑う必要があります。 また、ねばねばとして糸状になった目やにの場合には、結膜炎による膿が混ざっている可能性もあります。 疲れ目、眼精疲労による目やに 涙の量の変化で目やにが出ることがあります。 目が疲れてくると涙の量が増え、その結果、目やにが増えるのです。 慢性的な疲れ目である眼精疲労の場合も同じです。 現代人のライフスタイルは、目を酷使せざるを得なくなっています。 とくにパソコンやスマートフォン、テレビなどの画面を凝視することが増えています。 画面を凝視するとまばたきが減ることが分かっていて、ドライアイの原因ともなっています。 涙はまばたきとともに眼球表面に広がるため、目の乾きを防ぐため、涙の量が増えることがあります。 長時間ハンドルを握り、視覚に集中することの多いドライバーの方なども、まばたきが減る傾向にあります。 また、エアコンなど生活環境による乾燥で目に疲れが溜まることもあります。 さらに、不規則な生活や偏った食生活、睡眠不足など、疲れ目の原因はたくさんあります。 花粉症やアレルギーによる目やに 多くの日本人が悩まされている花粉症で、目やにが多くなることがあります。 花粉によって目に炎症が起こり、花粉を排除しようとして過剰反応を起こして目やにが出るのです。 花粉と同じように、ダニの死骸やフン、ホコリなどのハウスダストのアレルギーでも同じ症状が出ます。 花粉症などアレルギーによる目やには、水っぽくさらさらとしたものであることが多いようです。 コンタクトレンズの影響 異物ということでは、コンタクトレンズが刺激となって涙の量が増え、目やにの原因となることがあります。 視力矯正のためのコンタクトレンズは使用をやめることはできませんが、正しい使用法を守ってできるだけ清潔を保つようにしましょう。 汚れたコンタクトレンズは細菌やウイルスの侵入を促して、結膜炎などを引き起こすリスクが高くなります。 ファッション用のカラーコンタクトレンズなどは、目への負担も大きく、長時間の使用は避けたほうが賢明です。 また、違和感を感じたり、異常を感じたときには、すぐに眼科を受診しましょう。 また、アイメイクが落ちて目に入ることで炎症を引き起こすこともあります。 メイクを落とした後に黒い目やにが出るような場合には、きちんとメイクを落とし切れていないことが原因となっている場合があります。 目やにが続くようならアイメイクを控えるようにしましょう。 目やにが多いと危険な理由 一方で、体調の不良によって目やにの量や色などが変わることもあります。 身体の危険信号としての目やにには注意が必要です。 肝臓の機能低下が疑われる場合 東洋医学では「目は肝に蓄えられた血の栄養により働く」といわれています。 肝臓の機能が低下すると、疲れ目などの症状が出るということです。 肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように、痛みなどの症状を感じにくい臓器ですが、目を見れば肝臓の調子の良し悪しが分かるといわれるほど、目と肝臓の関係は深いのです。 肝硬変や肝炎で黄疸(おうだん)症状が出ると白目の部分が黄色くなることはよく知られていますね。 黄疸は、肝臓以外にも、胆嚢炎、胆石などでも見られます。 肝機能が低下すると、疲れ目や目のかすみ、充血などが見られたり、ちょっとした風や寒さにさらされるだけで涙が出るなどの症状が現れ、目やにが増えたりします。 視力低下やドライアイなどが現れることもあります。 肝臓がうまく働かなくなって目への栄養供給が十分でなくなると、目がかすんだり、疲れやすくなったりするのです。 肝臓は全身の血流量をコントロールしています。 つまり、目に症状が出るときには、身体全体にも肝機能低下の影響が及んでいるということです。 イライラしたり、ゆううつ感を感じてやる気がなくなったりします。 また、めまい、耳鳴り、手足の震え、けいれんなどが起こることもあります。 目やにや目の不調だけでなく、こうした症状を伴う場合には、受診して肝機能についても検査してみることをおすすめします。 目の疲れ、目やにが肝臓の危険信号なのかもしれません。 腎臓の機能低下が疑われる場合 栄養を運んでくる血液の不調が目に現れるということですが、そもそも血液をつくる機能に深く関わる腎臓の機能低下も目に症状が現れるといわれています。 西洋医学の現場でも、内科などの問診時に裏まぶた(眼瞼結膜)の色を確認することがあると思います。 これは貧血の有無を確認しています。 赤味が薄く、青白っぽくなっているときには貧血が疑われます。 疲れ目、眼精疲労やそれに伴う目やになどですが、まぶたが日中も腫れぼったい、足腰の怠さがある、冷え、ほてりを伴う場合には、腎臓の機能低下を疑う必要もあります。 その他、まぶたに黄色い粒状の脂肪腫が出るような場合には、高コレステロール血症の疑いがあります。 目やにに交じって、こうした症状が見られる場合には、内臓に問題がないかどうか、調べてみる必要があります。 目やにと関係のある病気 目と内臓の関係について説明し、目の疲れ、眼精疲労など目やにの原因となる症状の大元に内臓疾患の疑いがあることを見てきました。 ここからは直接目やにと関係がある病気について説明していきましょう。 結膜炎 目そのものに疾患があるケースの代表が結膜炎です。 結膜は眼球とまぶたをつないでいる薄い膜です。 普段見えている白目の部分が結膜ですが、まぶたの裏側にまで続いています。 まぶたをめくって見える白い部分も結膜です。 ここに炎症が起き、充血したりするのが結膜炎です。 結膜炎になると黄色や白の目やにが大量に出ます。 結膜炎には「アレルギー性結膜炎」、「細菌性結膜炎」、「ウイルス性結膜炎」の3つがあります。 アレルギー性結膜炎 異物が体内に入ったとき、これを排除するために免疫機能が働きます。 それが必要以上の過剰反応を起こして異物以外のものまで排除しようとするのがアレルギーです。 アレルギーの代表が花粉症です。 さらにダニの死骸やフン、ペットの毛、フケ、カビなどのハウスダストも一般的なアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)となります。 さらに、コンタクトレンズの汚れもアレルギー反応を引き起こします。 特定の食べ物がアレルゲンとなることもあります。 アレルギー性結膜炎では、水状のさらさらとした目やにが出ます。 その他、目のかゆみ、充血、ゴロゴロとした異物感、涙が出る、まぶたの裏にぶつぶつができるなど、様々な症状が見られます。 アレルギーは人それぞれの反応ですので、アレルギー性結膜炎が他人にうつることはありません。 アレルギー性結膜炎の治療 基本的には抗アレルギー点眼薬による薬物療法となります。 重症になった場合には、ステロイドや免疫抑制薬を点眼する場合もあります。 花粉症など、発症時期があらかじめ予測できる場合には、症状が出る前から点眼治療を始めることで症状を緩和する方法も取られています。 アレルギー性結膜炎を予防するには、一般的な花粉対策、ハウスダスト対策を行うことが有効です。 外出時には眼鏡を着用し、マスクや帽子で花粉の付着を防ぐ• 帰宅後には衣類についた花粉を払い落とす• 手洗い、うがい、洗顔を励行する• 蒲団を天日干しする。 蒲団は花粉を払ってから取り込む• 洗濯物は花粉を払ってから取り込む• 掃除機をこまめにかける• ホコリが溜まりやすい場所は濡れぞうきんなどで拭き取る• 畳や絨毯はダニの温床となるのでフローリングに替える こうした対策を行いましょう。 細菌性結膜炎 細菌感染による結膜炎です。 目の充血とともに、時には目が開けられないほどの目やにが出ます。 目やには黄緑色でドロッとした膿状のものが見られます。 原因となる細菌はインフルエンザ菌や肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などです。 おもな症状は、目やにが出る、充血する、涙が出る、目がゴロゴロするなどです。 細菌性結膜炎の治療 細菌性の結膜炎については抗生物質の点眼薬があり、比較的短期間(1、2週間)で完治することができます。 抗菌眼軟膏や抗菌内服薬を併用する場合もあります。 ただし、淋菌による結膜炎は角膜などに影響を及ぼしやすく、視力低下の原因となることがあります。 ウイルス性結膜炎 ウイルス性結膜炎の場合、白くねばねばした、糸を引いたような目やにが見られます。 細菌性結膜炎と同じように、目やにが出る、充血する、涙が出る、目がゴロゴロするなどの症状が出ます。 プール熱(咽頭結膜熱)などの場合には、発熱やのどの痛みを伴います。 また、耳前にあるリンパ節が腫れて触れると痛みを感じます。 免疫機能が働いている証拠で、ウイルス性結膜炎の特徴の一つです。 前述のプール熱のほか、「はやり目」と呼ばれる流行性角結膜炎などがあります。 ウイルス性結膜炎の治療 ウイルス性の結膜炎のほとんどはアデノウイルスの感染が原因です。 アデノウイルスに効果的な薬はありません。 治療の主体は不快な症状を和らげるものとなります。 炎症を鎮めるためにステロイド系、非ステロイド系の薬を点眼します。 角膜への感染を防ぐために抗菌点眼薬を使う場合もあります。 だいたい3週間〜1ヵ月程度でウイルスに対する抵抗力がついてきて、次第に症状は治まってきます。 その他の結膜炎 急性出血性結膜炎は、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなど、比較的新しいウイルスによって発症します。 結膜下出血で白目が真っ赤に染まりますが、1週間ほどで治ります。 クラミジア結膜炎はクラミジアトラコマティスによる感染症で、以前は「トラコーマ」と呼ばれ失明する感染症の一つでしたが、衛生環境の向上で激減しています。 結膜炎は合併症に注意 結膜炎の治療が進んで治りかけたときに、角膜(黒目)の表面に点状の濁りが出ることがあります。 ここで治療をやめてしまうと、この濁りが角膜に広がって視力の低下を招くことがあります。 結膜炎の治療は、眼科医が「もう大丈夫でしょう」というまで続けるようにしてください。 また、ウイルス性の結膜炎については、他人に感染させないことも重要です。 アデノウイルスは感染力が強いため、タオルを共有しない、お風呂は最後に入るなどで家族への感染を防ぐほか、職場での感染を防ぐ対応も必要です。 お子さんの場合には眼科医の指示で登校を控えることも必要です。 角膜炎 黒目の部分、角膜に炎症が起こるものです。 細菌(細菌性)やカビ(真菌性)の感染が原因です。 角膜は通常涙に潤されているため、異物から守られているのですが、目やにやゴミを拭いた際に角膜を傷つけてしまったり、汚れたコンタクトレンズの使用によって傷がついてしまった場合など、そこから細菌などが侵入して感染してしまうことがあります。 角膜炎では、目の痛み、ゴロゴロとした違和感、目の充血、涙が出る、まぶたが腫れる、黒目が白くなるなどの症状が出ます。 両眼ではなく片眼に出るのが普通です。 角膜炎が進んでしまうと角膜内部にまで潰瘍が進み、黒目が濁って視力の低下を招くことがあります。 角膜炎の治療 細菌性角膜炎では、細菌の種類に応じた抗菌薬の点眼、抗菌内服薬の服用などが行われます。 症状によって完治まで数ヵ月程度かかる場合があります。 真菌性角膜炎では、抗真菌薬の点眼、内服が基本です。 完治まで、最低1ヵ月以上はかかります。 その他の角膜炎 近年、コンタクトレンズ使用者を中心に、アメーバによる角膜炎が激増しています(アカントアメーバ角膜炎)。 アメーバは通常沼や池などの淡水に棲む微生物です。 実は水道水の中にもアメーバが見つかっていて、水道水からコンタクトレンズにアメーバが付着し、それを装着したことで感染します。 目に激しい痛みを感じるのが特徴です。 さらに、ヘルペスウイルスによる角膜ヘルペスがあります。 これは眼球表面からウイルスが侵入するのではなく、知らない間に感染したウイルスが角膜を司る三叉神経節細胞などにずっと潜んでいて、あるきっかけから角膜炎を引き起こすものです。 ストレスや発熱などの体調不良、紫外線被爆、気温の低下などが引き金となってウイルスの活動が再開されるといわれています。 アカントアメーバ角膜炎の場合、病巣である濁った角膜を削り取ったり、抗真菌薬の点眼や点滴が治療の基本となります。 なにより、コンタクトレンズの正しい使用・ケア法を守ることが大事です。 角膜ヘルペスは抗ウイルス眼軟膏によって1、2週間で治りますが、再発を繰り返す例が多く見られます。 ドライアイ ドライアイは、涙の量が減ったり、涙の成分が変化してしまって目を十分に潤せず、目の表面が傷ついてしまう病気です。 ドライアイでは老廃物を洗い流す涙の力が弱いため、目やにが溜まりやすくなります。 疲れ目の原因でも説明しましたが、パソコンやスマートフォン、テレビなどの画面を凝視することや、エアコンによる乾燥した室内環境、コンタクトレンズの装着など、目の乾燥につながるライフスタイルが広がっていて、ドライアイの原因ともなっています。 ドライアイは目の表面に傷がつくことが問題で、ここから細菌などが侵入しやすく、結膜炎や角膜炎につながるリスクが高くなります。 風邪 風邪を引いて鼻水が出るような場合、本来涙を鼻に流すための鼻涙管から鼻水が逆流して、目やにとなる場合があります。 また、風邪の細菌やウイルスが目から感染することで目やにが出ることもあります。 いずれも大元の原因は風邪ですので、風邪の症状が治まるとともに、目やにも治まってきます。 先天性鼻涙管閉塞 新生児のおよそ1割に見られる症状で、鼻涙管が未開通の状態です。 片眼だけに起こる確率が9割と高く、赤ちゃんの片眼にだけ目やにが溜まる場合には、鼻涙管の閉塞を疑ったほうがいいでしょう。 未開通の鼻涙管は成長とともに自然と開通していきます。 ただ閉塞している間に細菌などが繁殖して炎症を起こすリスクもあります。 赤ちゃんの片眼に目やにが溜まるような場合には、医師に相談してみましょう。 目やにの対処方法 細菌やウイルスが原因の目やには、侵入した細菌やウイルス、体内の白血球などが含まれています。 感染を拡げないためにも、手指でこするようなことはせず、清潔なティッシュやガーゼ、綿棒などを使って拭き取ります。 目やにが固まっている場合には、ティッシュやタオルなどを少し濡らして使用します。 また、目やにの症状が続くようなら、眼科を受診して原因を特定し、適切な治療を受けてください。 まとめ ここまで、目やにの原因と、目やにが出ることで疑われる病気について説明してきました。 目やには生理現象の一つです。 目やにがまったくないという人もいないでしょう。 しかし、目やにの量が増えたり、形状、色などが変わったりする裏には、目の病気だけでなく、内臓疾患のリスクが隠れていることがあります。 また、手指などで目やにをこすったり拭ったりすることで眼球を傷つけて、思わぬ疾患を招くこともあります。 目やにが気になる場合には、必ず医療機関を受診して原因を特定し、適切な処置を受けてください。

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