ゼッフル粒子。 銀英伝のSF兵器理論1−A | ザ・ベスト | 田中芳樹を撃つ!

奪還者とは (ダッカンシャとは) [単語記事]

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その動きをオペレーターが逐次報告する声だけが司令室に響く。 「敵混成艦隊、要塞側面の攻撃ラインに乗りつつあります」 「敵艦隊の集結まで後30分ほどです」 その声を聞きエッシェンバッハが命令を出す。 「要塞内の全員に告げる。 これより敵のミサイル攻撃が開始される、総員ショックに備えよ!」 既にホーランド艦隊がミサイル攻撃をする付近は第三層に至るまで無人化されたうえ万が一に備えて徹底的なダメージコントロール準備が整えられていた。 更に商店や歓楽街などで働く民間人などは中央付近の軍事シェルターを開放して避難済みであり、万が一があっても民間人の生命を守れるように徹底的に考慮されていた。 これまでの帝国であればこの様な事はほぼ無かったのであるが、テレーゼの命によりエッシェンバッハがそれを実行していた。 更にエッシェンバッハは各提督達に命令を出す。 各提督は既にそれぞれの役割ごとに準備を済ましてその命令を聞く。 「ロイエンタール、ワーレン艦隊は当初の予定通り揚陸艦の要塞到着後にミサイル艦隊の撃退を行え」 『『はっ』』 「他の者は別段命があるまで現状維持をせよ」 『『『『『『『『はっ』』』』』』』』 今か今かと待ちわびるのは、同盟軍、帝国軍とも同じであったが、同盟軍は敵の目を誤魔化ししてやったりと歓喜をあげる寸前で有ったが、帝国軍は早く来い早く来いと手ぐすね引いて待ちかまえている状態で有った。 そして遂に同盟艦隊が攻撃陣系を取るやいなや、エッシェンバッハの顔が真剣な表情と成った。 「敵艦隊ミサイル発射しました!」 流石に話を聞いていても半信半疑なのかオペレーターの声は多少うわずっていた。 同盟軍ホーランド分艦隊二千隻のミサイル艦から雨霰のようにレーザー水爆ミサイルが次ぎ次ぎに発射されそのミサイルの爆発によりイゼルローン要塞の側面に大爆炎が輝いているように同盟側からは見えるが、当のイゼルローン要塞には爆炎の凄まじさに比べ殆ど振動らしき物は感じられなかった。 「敵ミサイル爆発、当方の損害有りません」 信じられないという風にオペレーターが報告を行う。 何故、レーザー水爆ミサイルの爆発にイゼルローン要塞が平気なのか?いや実際の所イゼルローン要塞の流体金属とは言えミサイルの飽和攻撃には耐えられないのである。 それが何故損害がないのか、それは周到に準備された指向性ゼッフル粒子の層が要塞からホーランド艦隊に向かって五段階にも及ぶ目に見えない機雷原を形成しており、イゼルローン要塞の大規模コンピューターにより絶妙なタイミングでそれらを爆破してミサイル群をまきぞいにするという方法がとられていたからであり、非常に派手な爆発が見えた為にホーランド艦隊からすれば要塞上でミサイルが派手に爆発して見えたのである。 ホーランド艦隊旗艦ミサイル巡洋艦タイコンデロガ艦橋ではドヤ顔のウィリム・ホーランド少将が端から見れば非常に気持ちの悪い笑い声を上げながら唸っていた。 「ウゥハハハハハ、どうだ我が艦隊のミサイル攻撃の威力は、イゼルローンの鉄壁に穴が空くではないか!」 「はぁ」 そんな姿を隣の参謀長はあきれ顔で溜息をつきながら見ていたが、そんな事もお構いなしに笑うホーランドは矢継ぎ早に命令を放つ。 「ようーし、更にミサイルを連続発射せよ!このままイゼルローンへの進入路を削掘してしまえ!」 矢継ぎ早に打ち出されるレーザー水爆によりゼッフル粒子の機雷原は消滅していよいよイゼルローン要塞の流体金属層にミサイルが着弾しはじめる。 しかしよく見ると、放たれるミサイルの数に対して流体金属層に突き刺さるミサイルの数が圧倒的に少なかった。 それは直径二十kmの増加装甲の外縁に流体金属層から飛び出る形で堤防状の突起が作られ其処に老朽化のために廃棄予定で有った数千機のワルキューレが固定され対空レーザーとして運用されミサイルを打ち落としていたからである。 しかもワルキューレはそれぞれの発射範囲だけを打ち続けるだけで有り、ミサイルを自動追尾することはない為、撃ち漏らしはあるが、それは許容範囲であり、複雑な電子機器の追加などを行うことなく安価に廃品利用が出来た為、予算的にも非常に優しい物であった。 それでも流石に二千隻の放つミサイルの量は半端ではなく着弾するミサイルが増え始め爆炎と共に流体金属が飛び散り蒸発し津波のように着弾点から同心円状に流れ出す。 ここに至ってはイゼルローン要塞内も振動が発しはじめるが、皆騒ぐことなく落ち着いて行動を行っていた。 流体金属層が押し流され、その下の増加装甲に着弾をはじめ爆発と共にレーザー水爆の高熱で昇華したり蒸発した以外の残骸が飛び散るのであるが殆どがキラキラ光る物質と何やら同盟軍としては普段見慣れている色の残骸であり、噂に聞いたハイパーカーボンやチタンセラミック複合装甲らしき物ではないのであるが、遠距離からでは判らない状態で有った。 要塞司令部では、テレーゼがさも関心したかのようにエッシェンバッハに話しかけていた。 「元帥、流石ね。 これだけの鉄壁の守りは古今東西無いでしょう」 「御意」 「しかし、考えたものね、スパイに知られないようにイゼルローンの装甲強化をするとは、しかもそれがパイクリートで、水は辺境宙域の灌漑のために輸送した中に混ぜて誤魔化し、それと共に各星系の古新聞を集めた物とは黒狐だって思い浮かばないでしょうからね」 (パイクリートとは水にパルプを混ぜた物で第二次世界大戦中にイギリスやアメリカで氷山空母計画が有りその原料として使われた物で千トンクラスの実験船はカナダで実際に建造されている。 更にディスカバリーチャンネルの怪しい実験で新聞紙パイクリートの対弾実験を行いライフル弾を受けても壊れないという強度を見せている) 「実際の所、此処まで強度があるとは驚いております」 「フフフ、それだけでは無くあの残骸も良く役に立っているわよね」 宇宙に漂う深緑色の残骸をテレーゼが指さす。 「御意」 「イゼルローン回廊に浮遊する、叛乱軍の艦艇の残骸をサルベージしてズラッ並べて接着剤のパイクリートと混ぜて装甲板に転用したとは、想像も付かないでしょうからね。 尤も叛乱軍の艦艇は攻撃力は強いけど防御はなおざりだから何処まで行けるか心配だったけど、流石に何層かに並べておけば結構丈夫よね。 流石はブリガージンの首飾りよね、見事に孤高の女王(イゼルローン要塞)を護っているわ。 叛乱軍に流した情報ではブリガージンの首飾りがあると伝えたけど、本来首飾りは体に密着するものだから、アルテミスの首飾りのように周りにまわっている方が変なのよね」 「御意、敵も密着して居るとは思っていないでしょう。 装甲の強度は満点と言えましょう。 尤も敵の侵入ルートの関しては装甲を薄くしておりますのでその付近は早く破られるかと」 「ええ、そろそろ敵も揚陸艦を出すよね?」 「御意、流体金属が捲れ上がり、増加装甲板に穴が空きつつありますので、そろそろかと」 エッシェンバッハの応えに満足したのかテレーゼは傍らのオフレッサーに話しかける。 「装甲擲弾兵総監、そろそろ卿の出番よね」 そう言われたオフレッサーは頬の向こう傷を触りながらニヤリと笑みを浮かべる。 「そうですな殿下、敵が要塞へ入りたいというのですからそれ相応の対応をしてやらねば成りませんな」 「そうね、例え玄関のノックにレーザ水爆ミサイルを撃ち込んで来るような招かれざる客とは言え、丁重にお出迎えして帝国流の至れり尽くせりのサービスをしなきゃ帝国の沽券に関わるわね、その為に装甲擲弾兵を五十万人も呼んだんだからねっ」 テレーゼがニコリとウインクするとオフレッサーが大笑いしながら応える。 「ガッハハハハ、そうですな。 部下共々最近は訓練ばかりで腕が鈍りそうでしたからな精々歓迎してやるとしましょうか」 そんな遣り取りをエッシェンバッハは額に手を翳して苦虫を噛みつぶしたような顔で見つめ、ゼークト駐留艦隊司令官、シュトクハウゼン要塞司令官、グライフス総参謀長以下の面々は唖然とした顔で見つめていた。 「オフレッサー装甲擲弾兵総監、卿と装甲擲弾兵の活躍に期待するわ。 けど無茶だけは禁物だからね」 「はっ、殿下のご期待に添える様に致しましょう」 そう言うと、オフレッサーは彼にしては珍しい程のバッチリ決まった敬礼をテレーゼとエッシェンバッハに行い、副官を連れて司令室から退出していった。 ホーランド艦隊では要塞からの迎撃が殆ど無く要塞表面が次ぎ次ぎに穴が空き侵攻可能と判断されたために、揚陸艦の出撃を命じる。 「よし、敵の反撃はもう無いぞ、今こそ要塞を奪取するときだ!この俺ウィリム・ホーランドがイゼルローン要塞をこの俺が奪取するのだ!未来の元帥ウィリム・ホーランドがだ!」 「閣下、揚陸艦隊出撃準備完了です」 参謀長が呆れながらも坦々と自分の役割を行いホーランドに準備完了を伝える。 「おう、揚陸艦隊出撃せよ!」 「揚陸艦隊出撃せよ」 オペレーターが復唱し揚陸艦隊旗艦サン・アントニオに命令を伝達すると揚陸艦隊司令官ハーベイ少将がスクリーンに現れ敬礼しながら応対する。 『諒解した、我々がイゼルローン要塞を見事に奪取して見せよう。 敵の捕虜になるような間抜けなローゼンリッター共と違う所を見せてやろう』 『期待しているぞ』 ホーランドの不敵な笑みに同じく不敵な笑みで返したハーベイは進撃を命令した。 「全艦進撃、ホーランド艦隊の空けた穴に艦を突撃させよ。 我等の手でイゼルローン要塞を攻め落とすぞ!」 「「「「「「おうー!」」」」」」 艦橋内に歓声が上がる。 その歓声をバックにしたかのように千隻の揚陸艦が十万人の陸戦隊員を乗せ最大戦速でイゼルローン要塞へと接近するが、危惧していた要塞側からの攻撃は一切無く、易々と第一層付近に次ぎ次ぎに接舷すると艦首の強襲揚陸用ハッチを接触させ高熱で要塞外面を溶かしきると、艦内から次ぎ次ぎに陸戦隊員が躍り出てくるが、其処で確実有ると想定していた帝国側の迎撃すらなく拍子抜けする。 その為に僅かな時間で陸戦隊十万人が要塞第一層の一点に集結していた。 「第三師団総員一万八千名異常なし」 「第四師団総員一万八千名異常なし」 「第七師団総員一万八千名異常なし」 「第九師団総員一万八千名異常なし」 「第十一師団総員一万八千名異常なし」 「第十九特殊連隊総員三千名異常なし」 「第二三三海兵連隊総員三千名異常なし」 「第五四志願兵部隊総員三千名異常なし」 「司令部直衛大隊千名異常なし」 次ぎ次ぎに点呼された部隊は多くの者達が軽口を叩きながら早速イゼルローン要塞中心部に向け進撃を開始した。 尤もその先に如何なる未来が有るのかは神のみぞ知る状態で有ったが、その先にはオフレッサー率いる装甲擲弾兵五十万人が手ぐすね引いて待ちかまえているのであるからそれほど明るい未来では無い事は推して知るべしであろう。 本来であれば、要塞の増加装甲とかの材料を収集したり輸送すればフェザーンに知れ渡りますから、そこいらに転がってる残骸と以前の話で出てきた灌漑目的で輸送した水を一部流用するだけですからね、新聞紙も帝国では未だに紙の新聞が多く出ているので集めることも可能なはず。 中々登場しなかったブリガージンの首飾りの正体が氷の増加装甲だったわけです。 第五四志願兵部隊は自己設定ではフェザーンなどから移民してきた同盟語が堪能でない兵達で社会の底辺に居る貧困者と差別を受けている者達が社会的に地位を上げようと志願した部隊ですが、実態は今までの捨て駒だったローゼンリッターが捕虜になった為に急遽編成された捨て駒部隊です。 次回は、小説改訂の息抜きに少しずつ書きためますので、遅れるかも知れませんが御了承頂けたら幸いです。

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暁 〜小説投稿サイト〜: 銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません: 第百九十話 増加装甲の絡繰り

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ステラリスとは? 銀河を征服して自分の銀河帝国を作れるという夢のようなゲームです。 研究員的にはStellarisはhoiと比較して甲乙つけがたい大好きなゲーム。 民主主義万歳!のごとく銀河連邦とかもつくれます。 ただ、ぼくがプレイするときは 、銀河を真っ赤っかにして全人民を奴隷+粛清の悪のソ連〇プレイか、次 に 敵対的惑星を全破壊する悪のナチ〇スドイツプレイしかやらないので、民主主義勢力のことはよくわかってません。 どっちも悪をつけなくても最初から悪じゃんというツッコミはしないでください。 ただ、銀河の人口が増えすぎるとこのゲームめちゃめちゃ重くなるので、 定期的に他惑星を破壊したり種族を粛清しないと処理速度的にキツイという仕様的な側面があります 白目 決して惑星破壊するのが気持ち良いからとかじゃないデスヨ。 恐ろしいゲームだっ・・・!! なんかものすごいめんどくさいゲームになってた コーエーが無双製造会社になってから、絶滅危惧種に指定される勢いだったストラテジー orシミュレーションと呼称する場合も というジャンルですが、スウェーデンのゲーム会社paradoxはこの窮地を救ってくれました。 ただ、この会社。 物凄くとっつき辛いゲームが多くて、正直最初はプレイするのすらしんどい有様でした。 ステラリスはその中では多少シンプルと言われていましたが、まともなチュートリアルすらなく、いきなり大宇宙の大海原に突き放されるのですから、それは困ってしまう訳です。 言うなればストラテジー界のフロムソフトウェア的な・・?ダクソとかキングスみたいな、そんな感じなんじゃないかと思います 投げやり そんなステラリスですが、初期は遊びやすいゲームであったのは確かでした。 ただ、戦争が面白いかと言うとビミョーで、ひたすら軍備増強して1つの艦隊だけを育てていって、戦争と同時に艦隊決戦みたいなゲームでした。 銀英伝みたいに13個くらい艦隊があってー・・・ではなくて、 帝国はラインハルトが、同盟はロボスが全艦隊仕切ってるという感じです。 ・・・この人選を見て頂けた通り、 艦隊決戦は基本的に一方的な結果になります。 オフレッサー 銀英伝 石器時代の勇者 ステラリスは神ゲーですよ。 プレイ時間なんてコレですから・・! でもまぁ・・・めんどいゲームではある! そんなステラリスもver2になり、よくやく艦隊をひとつにまとめられなくなり、第一艦隊・・・第二艦隊といった具合に編成する必要が生じました。 ただ、艦隊が分散したんですが、今度は自分で全部の艦隊を動かす必要があります。 しかもAIが微妙にいやらしく、ちょっと輸送艦隊を放置しただけで襲撃されたりするので、ver1以上に血眼になって艦隊の戦力を注視しなければいけません。 そんな戦闘中でも、例えば問答無用に国内の惑星でクロプシュトック事件が発生して報告を聞いたり、指向性ゼッフル粒子の開発報告を指示したり、海賊の対処をしたりと結婚式の時にオーベルシュタインが5回くらい乱入してくる仕様になってしまいました。 「その報告今いる!?」というのが多発します。 そして、今回ver2. 2とになり、惑星の内政と資源管理が複雑化。 上記にプラスして惑星の失業率、人種の管理、惑星の開発計画などを行う必要が出てきて、統治者、技術者、労働者という国民の階層をコントロールする必要もあります。 めんどいよ!! そんなの各々の判断しろや!!と言いたくなるくらい、特に戦争中の忙しさは半端ないです。 すげぇ無能なシルヴァーベルヒが側近みたいな感じ。 シルヴァーベルヒ 銀英伝 山ちゃん なので結論的にはめんどくさい戦争する必要はなく、ずっと内政してればいいんじゃね?というゲームになりかけていました。 カイザーゲーからシルヴァーベルヒゲーに・・・まぁ面白いっちゃ面白いんですが、 これ宇宙戦争をするゲームだったはずだよな・・・?と自問自答を始めると悲しい気持ちになってくるのは確かです。 なのでこんな感じの国名の方が合うと思います! いろいろとmodを入れて銀河ソビエトプレイ!結果は・・・ そこでプレイしていて、 あんまり面白く感じない点をmodで補う感じでプレイしていきます。 まず海賊ですが、本当にうざかったので存在をmodで消しました。 これで多少は戦争に集中できます。 また惑星破壊艦 コロッセオ を何隻も保有できるようにして、発射速度を大幅に短くしました。 後半だと本当に敵の惑星を破壊しないとやってられない程重たいので、光の速さで敵の惑星を砕くことができるようになりました。

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「銀河英雄伝説/外伝・奪還者」

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感想(ネタバレあり) さあ、2期の始まりです。 1期は帝国軍が反撃開始したところで終わりましたが、今回はその続き。 帝国軍に一矢報いるためにアムリッツァ星系に集結した同盟軍と帝国軍が戦うのが今回のメインとなります。 【第13話放送】 銀河分け目の戦い、決着!! 第13話「アムリッツァ」本日午後10:50~NHK Eテレにて放送予定! 13話からは地上波初放送となります!ぜひ皆様ご覧ください。 — 銀河英雄伝説DieNeueThese gineidenanime まあ、兵力も士気も上回る帝国軍に同盟軍は勝てる訳ないのですけど。 ヤンがいなければ同盟軍は本当に全滅してたかもしれませんわ。 見た感想は「 あっさりし過ぎ」。 あんまり比べたくないのですが、旧OVA版の15話と16話。 15話の最後で後背を突かれた同盟軍の絶望感、そして16話でビッテンフェルト艦隊を突破してヤンが逃亡に成功した時の達成感。 それらがひしひしと感じらえる演出と音楽でした。 旧OVA版が今だに称えられる見せ場の一つと言っていいでしょう。 それに比べると今回の両シーンは単調。 一番の問題はやっぱり音楽でしょうね。 クラシックを使えないためどうしてもオリジナルのBGMになっちゃうのでしょうけど、クラシックに比べると迫力が足りません(まあ15話の最後のシーンの曲はクラシックじゃないけど)。 こればっかりは交渉してクラシックをBGMとして使えるようにして欲しかったです。 あと同じ曲をずっと使いすぎとも思いました。 シーンが変わる毎に曲を変えてほしかったですね。 もちろん良い点もありましたよ。 旧OVA版では背後にキルヒアイス艦隊が出現した後、急に追撃戦になっていて「どうしてそうなった? 」と思ったところが今回しっかり修正されてました。 また原作ではどうなったか詳しく書かれてなかった第3艦隊がアムリッツァ会戦の本戦にも参加してたとは結構嬉しかったです。 第3艦隊は旧OVA版では一番空気だったので。 まあ、今回も1シーン映っただけですけどね。 第12話の感想記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。 帝国軍が逆襲に転じ、同盟軍が各地で撃破されていく中、ロボス元帥の命令でアムリッツァ星系に集結することになります。 一矢報いようと考えずイゼルローン回廊に逃げ込んでいれば…。 同盟軍は背水の陣で帝国軍と戦うことに アムリッツァ星系に集結する前に第7、第10、第12艦隊の三個艦隊を失った同盟軍(第10艦隊の一部は帰還できたけど)。 包囲殲滅されるのを避けるために 後背に宇宙機雷を散布し、同盟軍は背水の陣で帝国軍と戦うことになります。 また 採掘衛星を盾代わりに使えるのは同盟軍に有利。 まあ、同盟軍に有利な点はそれぐらいですけどね。 戦闘始まるとやっぱり帝国軍が押しまくり。 でも旧OVA版に比べるとまだ勇戦してるかも。 旧OVA版はヤン以外同盟軍は良いところなしでしたからね。 今回の場合、ビュコックがヤンと共同でミッターマイヤー艦隊に一撃かましてましたし。 ビッテンフェルトが失敗 旧OVA版では反転しワルキューレを出撃させる隙を突かれてヤンに一方的に叩かれたビッテンフェルト艦隊。 今回もワルキューレを出撃させるのが早すぎたためにヤンに叩かれます。 『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第13話より引用 まあ、艦載機であるワルキューレの出撃中に反撃すればワルキューレを撃墜してしまうかもしれませんからね。 それを見越して防御に回すエネルギーまで攻撃使うヤンは流石です。 ゼッフル粒子で宇宙機雷源殲滅で同盟軍の敗北確定 同盟軍の後背を守る宇宙機雷源。 これがあるからこそ後ろを気にせず戦うことができます。 でもその機雷源を突破されたら…。 たぶん帝国軍は同盟軍が機雷を使うことを予想してたのでしょう。 キルヒアイス艦隊がゼッフル粒子を使って機雷源を木っ端みじん。 何ら備えていない同盟軍の後背を襲います。 『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第13話より引用 これで同盟軍はジエンド。 まあ、機雷源を突破される前にほとんど結果は決まってましたけどね。 さて今回の戦いで一人敗北した感じのビッテンフェルト。 キルヒアイスの助命がなければ自裁となっていたでしょうね。 カストロプ動乱の時はキルヒアイスの悪口をいろいろ言ってたのにまさか助けてもらうなんて考えもしなかったでしょう。 仮にビッテンフェルトがここで退場となっていれば、ヤンの運命にも結構な影響あったと思います。 数年後ビッテンフェルトの攻撃である人物を失い、その結果講和の交渉をするためにヤンはああいうことになったので。 採掘衛星をぶつけて同盟軍は逃亡に成功 同盟軍の敗北確定。 でもヤンの下準備が役立ち、同盟軍の残存戦力は逃亡に成功します。 ヤンが準備してたのは無人操縦にした第10艦隊の損傷艦艇と採掘惑星。 まずは無人操縦の艦艇にビッテンフェルトの目を向けさせて戦力を分散させる。 そして採掘惑星をけん引しビッテンフェルト艦隊にぶつけたのです。 その隙を見て逃亡に成功する同盟軍。 『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第13話より引用 これビッテンフェルト以外の提督でも何もできなかったと思いますわ。 ヤンの新しい任地はイゼルローン 帝国領侵攻作戦の失敗で同盟ではその責任問題が発生します。 まず 帝国領侵攻作戦に賛成した政治家たちが失脚し、侵攻作戦に反対したヨブ・トリューニヒトが暫定政権の樹立します。 トリューニヒトはニンマリでしょう。 そして 軍部でも実戦部隊を指揮したロボス元帥、そして最高責任者としてシトレ元帥の二人が引責辞任。 シトレ元帥は遠征に反対だったのに。 まあ、それが組織というものですからね。 また ロボスを支えたグリーンヒル大将も左遷されて出世コースを外れる形に。 あと 今回の遠征作戦を立案した同盟軍の軍師フォーク准将は予備役入りとなりました。 予備役といわず退役させればいいのに。 さてポストが空けばそこの座る人物が出てきます。 シトレに代わり統合作戦本部長になったのは前第1艦隊司令だったクブルスリー大将。 第1艦隊は帝国領遠征作戦には参加しておらず、敗戦とは関係してなかった点が有利に働いたのかも。 ロボスに代わり宇宙艦隊司令になったのは大将に昇進したビュコックの爺様。 こっちは他に人がいなかったんでしょうね。 ウランフやボロディンが生きていれば二人のうちのどちらかが宇宙艦隊司令になってたかも。 そして 我らがヤン・ウェンリーは大将に昇進してイゼルローン要塞指令兼駐留艦隊司令に。 ちなみに幕僚や副官は第13艦隊の時のまま。 変わったと言えば 兵長待遇の軍属としてユリアンもイゼルローンにやってきたこと。 これでいわゆるヤン艦隊の面々が揃いました。 正確に言うとあと2人ほどメンバーがいるのですけど、ヤン艦隊に合流するのはもうちょっと後になります。 『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第13話より引用 この布陣ならば帝国軍が攻めてきても大丈夫…だったんですが、帝国ではそれどころではない事態が発生します。 皇帝死ねば遠征なんてできませんよね。 『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第13話を視聴し終わって 今回はここで終了。 皇帝崩御。 仮に皇帝が死ななければ帝国軍がそのままイゼルローン回廊に攻めてくる可能性もありましたからね。 同盟軍は助かりました。 まあ、ヤンがイゼルローンいれば帝国軍が攻めてきても普通に追い返えしたでしょうけど。 次回は皇帝が死んだ結果、帝国がどうなるかというお話。 次回も楽しみです。 第14話の感想記事はこちらからどうぞ。

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