ドレス コード 着る 人 たち の ゲーム。 設営再開を待つファッション展『ドレス・コード?―着る人たちのゲーム』|石田潤の In the mode | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ドレス・コード?――着る人たちのゲーム

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京都服飾文化研究財団(KCI)などが主催する展覧会「ドレス・コード?着る人たちのゲーム」が京都国立近代美術館で開幕した。 18世紀の宮廷服から現代服まで、KCIのコレクション90点を展示。 写真や映像、漫画、映画、演劇などをミックスし、服と人の様々な関わり方を紹介する作品300点も紹介する。 10月14日まで。 KCIは5年に1回、大きな展示会を開催し、これまではマネキンとコレクションを組み合わせた見せ方が中心だった。 今回は初の試みとして、人間が他人の眼を意識しつつ、何を考えながら服を着るのか、という行為に演出の焦点を当てた。 会場は疑問符「?」を付けた13のセクションで構成。 貴族の女性、スーツの男たち、アウトロー、普通の人々など多様な人間を取り上げながら、収蔵品やアート作品を組み合わせて展示している。 例えば、「組織のルールを守らねばいけない?」のセクションでは、組織に所属する人間の象徴として、1900年代から現代までの約20体のスーツを展示。 クラッシックスーツ、現代風のビジネススーツ、労働着から派生したというダブダブのズートスーツなどを対比し、スーツを着ていた人々の思いがいかに異なるかを連想させる。 「他人の眼を気にしなければいけない?」では、オランダ出身の美術家ハンス・エイケルブームの「フォトノート」を紹介している。 1992年から25年以上、50を超える都市の街角のファッションを撮り続けてきた膨大な写真データ。 人と違う服装を意識しているはずが、実はタキシード、デニムファッション、迷彩服など同じ服装をしている人々が多いことがわかるユニークなアート作品だ。 レセプションで塚本能交KCI理事長は「ファッションは、着るだけでなく見られるものという新しい視点に挑戦した。 ファッションにあまり関心の無い人でも、家族連れでも楽しんでもらえる展覧会となれば」とあいさつした。 歴代のスーツが並ぶものなど13セクションで構成.

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「ドレス・コード?」展が東京オペラシティで開催、モンドリアンルックやコム デ ギャルソンのドレスが並ぶ内部公開

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ファッションの歴史や1人のデザイナーをフィーチャーするのではなく、誰にとっても関係のある「着る」という行為に焦点を当てる展覧会だ。 今日は何を着ようかと考える時、自分の好きな服を選んでいるようで、「視られている」という他者の視線が忍び込んでいる。 どこへ行くか、誰に会うか。 SNSも意識する? こうした「視る/視られる」関係性から考えると、フォーマルな「ドレス・コード(服装規定)」にかぎらず、時代、地域、社会階層、文化、慣習、規範などに基づき、日常生活にも暗黙のルールがあることに気づく。 ファッションのおもしろさは、そうしたルールを破ったり、守ったり、新たに作ったりして新しい服や着方が生まれてくるところにもある。 今やジーンズが炭鉱から、トレンチコートが戦場から生まれたことを知る人は少ないだろう。 そこで、この展覧会では「組織のルールを守らなければならない?」「服は意志をもって選ばなければならない?」など13のルール=ドレス・コードに疑問符を立てて、ファッションやファッションにまつわるカルチャーを見つめ直していく。 「教養は身につけなければならない?」というエリアでは、高橋真琴のイラストをポリエステル・キャンバスにインクジェットでプリントしたコム デ ギャルソンのドレスなどで、テキスタイルと絵画の境界を超える。 また、アンディ・ウォーホルが作品のモチーフとした「キャンベル・スープ缶」、そのコピー・アートを不織布にプリントした「ペーパー・ドレス」も展示。 ウォーホル自身も「バナナ」のペーパー・ドレスを作っていて、「本物とコピー」などさまざまな価値の転倒がある。 東京展では、ノワール ケイ ニノミヤ(2020年春夏)やコム デ ギャルソン(2016-17年秋冬)のコレクションが初出品。 アーティストの森村泰昌や青山悟、都築響一、劇団「マームとジプシー」、「チェルフィッチュ」などの作品も東京独自の展示方法や東京のみの出品作品もある。 マンガ家・坂本眞一の『イノサン』『イノサン Rouge ルージュ』とコラボしたコーナーも。 美術館の全展示室を使った大規模な展示空間となる。 さて、何を着ていこう?.

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【ドレス・コード?――着る人たちのゲーム】の見どころ

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今日着ている服、あなたはどうやって選びましたか? 制服、スーツ、ジーンズ、Tシャツ、ジャージ、ワンピース、トレンチコート……。 その時の気分で選ぶこともあれば、何をするか、誰に会うかで決めることもあるでしょう。 コスプレのように自分とは別の〈だれか〉になろうとすることだってあります。 一方で、ファッションは「着る」だけでなく、「視る/視られる」ものです。 特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれています。 インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの装いを自由に発信できるようになった現在、私たちとファッションのかかわり方もまた新しい局面を迎えています。 本展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たな〈ドレス・コード〉、わたしたちの装いの実践(ゲーム)を見つめ直します。 作品リスト:• 作品解説: プレスリリース:• 広報用画像申込について:• 特設ウェブサイト: 主な出品作品 18世紀の宮廷服や20世紀初頭の紳士服、ストリートカルチャーを吸収した現代服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションから精選した約90点を中心に、写真や映像などのアート作品、さらにはマンガ、映画、演劇といった現代の表現を加え、300点を超える作品で構成。 FENDI(カール・ラガーフェルド) 2018年• MOSCHINO(ジェレミー・スコット) 2017年春夏 MOSCHINO S. A寄贈• ジェフ・クーンズ、LOUIS VUITTON 2017年•

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