ルビンシュタイン テイ ビ 症候群。 ルビンシュタイン・テイビ症候群

ルビンシュタイン・テイビ症候群

ルビンシュタイン テイ ビ 症候群

GRJ ルビンスタイン・テイビ症候群 > ルビンスタイン・テイビ症候群 Rubinstein-Taybi Syndrome [Synonym: Broad Thumbs-Hallux Syndrome] Gene Review著者: Cathy A Stevens, MD 日本語訳者: 吉村祐実(翻訳ボランティア),小崎里華(国立成育医療研究センター病院遺伝診療科) Gene Review 最終更新日: 2009. 20. 日本語訳最終更新日: 2013. RSTSの顔貌上の特徴.アーチ状の眉,眼瞼裂斜下,鼻翼より下方に伸びた鼻柱(鼻中隔下端),高口蓋, Grimacing smileも見られる.• 眼瞼裂斜下• 外鼻孔より下方にのびた鼻柱を伴うかぎ鼻• 高口蓋• Grimacing smile• 歯の舌側の永久歯列の上顎切歯には,しばしば距錐咬頭が起きる 図2 A. 幅広の指節骨,B幅広く偏位した親指 図3. 幅広く,部分的に重なる親指• 母指趾は幅広く,しばしば偏位している.• 末節骨も幅広く見えることがある.• 基節骨も異常な形態をしていることがある.手足のレントゲン写真は,異常であるが必ずしもRSTSに特異的ではない.• 男児ではほとんど全例に停留睾丸を認める.• 尿路奇形がしばしば見られる.• 胎児期における成長は正常であるが,生後数カ月で身長,体重および頭囲のパーセンタイルが急速に低下する.成人期では低身長が典型的となる.• 小児期または青年期に肥満になる可能性があり,成人期では低身長が典型的となる. 知的障害 平均IQスコアは35〜50の範囲である.しかし,発達評価は、相当に様々である。 CREBBP遺伝子の全長150 kbにわたる5種類のコスミドプローブ RT100, RT102, RT191, RT203, RT166 が商品化されている. すべての超顕微鏡的な欠失を検出するために5種類のコスミドを同時に使用するのが理想である. 微小欠失は CREBBP遺伝子の研究で明らかにされている. らは典型的なRSTSの症状を有する患者83例中17例(20. EP300 遺伝子• シークエンス解析 RSTS患者の約3%に EP300 遺伝子の変異が同定されている. GeneTestsは研究機関から提出された情報の検証や,研究機関の承認状態もしくは実施結果の保証は行わない.情報を検証するためには,医師は直接それぞれの研究機関と連絡をとらなければならない.• 当該遺伝子に存在する変異の検出方法の精度• シークエンス変異で検出される変異の例には,小規模な遺伝子内欠失・挿入やミスセンス変異,ナンセンス変異,スプライス部位変異が含まれる.• , ,• シークエンス解析では容易に検出できないゲノムDNAイントロン内のコード領域の欠失・重複を同定するには,遺伝子やその染色体領域内の定量PCR法, long-range PCR,MLPA法,マイクロアレイなど,様々な方法が有用である。 マイクロアレイを参照.• 検査結果の解釈 略 発端者における診断の確認• RSTSの診断は臨床所見を基本とする• CREBBP遺伝子のシークエンス解析は高価であるが,疑問の残る診断であれば利用可能である.• 3 は急性骨髄性白血病および治療関連の血液疾患に関連する.ヘテロ接合の Crebbp欠損マウスの一部では白血病を発症することがある. CREBBP遺伝子の微小重複が3例報告されている. その表現型は,中等度の知的障害,正常から高身長,特徴的な顔貌面長,幅広い眉,鼻および立耳などを特徴とする.手足にわずかな奇形が認められるが,RSTSとは似ていない. 臨床像 自然経過 ルビンスタイン・テイビ症候群 RSTS は,特徴的な顔貌および手足の所見から,生下時または幼少時に診断されることが多い.幼少時の問題は,呼吸困難,摂食障害,体重増加不良,反復する感染症 ,重症の便秘である.中等度の知的障害も典型的である. 特徴的な顔貌と手足の所見により生後間もなく気づかれることが多い.乳児早期には呼吸困難,摂食障害(哺乳困難),体重増加不良,反復性感染,便秘などが問題となる.• 眼:斜視,屈折異常,眼瞼下垂,鼻涙管閉塞,白内障,コロボーマ,眼振,緑内障,角膜異常が見られる.ERG上,網膜機能不全が高頻度に見られたとの報告がある.• 尿生殖器系:腎奇形の頻度は高い.男児のほとんど全例で停留睾丸を有する.• 骨格系:膝蓋骨脱臼,関節弛緩,脊柱彎曲,レッグ・ペルテス病,大腿骨すべり症,頸椎の異常が見られる.• 睡眠時無呼吸:閉塞性無呼吸はしばしば考慮すべき問題となる.これは,狭い口蓋,小顎,筋緊張低下,肥満,喉頭壁の易虚脱性等によって生じる.• 皮膚:ほんのわずかな外傷でもケロイドを生じることがある.石灰化上皮腫が報告されている.• 歯:歯の叢生、不正咬合,複数の齲歯,乏歯、過剰歯,魔歯,第2生歯の距錘咬頭(永久歯の上顎切歯)が見られる.• 腫瘍:髄膜腫,石灰化上皮腫,横紋筋肉腫,褐色細胞腫,神経芽細胞腫,髄芽腫,乏突起神経膠腫,平滑筋肉腫(leiomyosarcomaの間違い?),セミノーマ,歯牙腫,分離腫および白血病などの腫瘍を合併したとの報告がある.• 成長:胎児期における成長は正常であるが,幼年期に身長,体重および頭囲15パーセンタイルを下回る.女性患者が青年期に過体重になるのに対し,男性患者は小児期にしばしば過体重となる.平均身長は成人男性患者では153. 1cm,成人女性患者では146. 7cmである.• 思春期:思春期および性的発達は正常である.• 知能:RSTSの小児は典型的に発達の遅れを認める。 . CREBBPを含む16p欠失の有無に関わらず,表現型に差異はないと一部の研究者は報告しているが, Hennekamらは,16p欠失を有する患者に小頭症,母指趾の部分重複,母指趾の偏位を呈する頻度が高いことを見出した.精神機能の明確な差はなかった. らは,疾患重症度が CREBBP遺伝子を含む欠失の大きさと相関すると示唆した. らは, CREBBP遺伝子ならびに隣接する DNASE1および TRAP1遺伝子を含む大きな欠失のあった重度RSTSの患者3名 成長障害,生命を脅かす感染症および幼児期の死亡 について報告した.しかし,GervasiniらおよびStefらは,重度の表現型を持たない,類似した範囲の欠失を有する患者について発表した. and によってモザイク微小欠失(Mosaic microdeletion)が報告されている.微小欠失を有する患者は微小欠失が認められない患者より重度の表現型を示す傾向がある. EP300 変異を有する患者は少数報告されている。 . EP300 変異を有する患者の特徴は,特に骨格の所見では軽度である.一部の患者の手足は正常である.精神発達も正常のボーダーラインから知的障害領域であり、より軽症である。 特徴的顔貌および手足の異常からRSTSの診断は容易であることが多いが,鑑別すべき疾患には以下のものが含まれる. FGFR関連の頭蓋骨癒合症(Pfeiffer症候群およびApert症候群),Saethre-Chotzen症候群,Greig頭蓋多合指症候群において,幅広く、偏位した母指趾が見られる.これらの疾患とは、頭蓋骨癒合症の有無および顔貌の特徴の違いによって鑑別すべきである。 古典的なSaethre-Chotzen症候群では冠状縫合早期癒合(片側または両側),顔面の非対称(特に一側の冠状縫合早期癒合の例),眼瞼下垂,耳の外表的特徴(突出した脚のある小さな耳介)を特徴とする.手指の2〜3本の合指症はさまざまに認められる.軽度から中等度の発達遅滞や知的障害が報告されているが,知能が正常である例が多い.Saethre-Chotzen症候群では頻度は低いが低身長,頭頂孔,椎骨の癒合,橈骨尺骨の癒合,口蓋裂,上顎低形成,両眼隔離,外反母趾,親指末節骨の重複,先天性心奇形を認める.Saethre-Chotzen症候群の診断は基本的には臨床所見からなされる.時折,患者に7p21領域の染色体転座や7番環状染色体を認める。 重度 GCPSの患者では痙攣,水頭症および知的障害が生じることがある.GCPSの診断は臨床所見および家族歴に基づく.標準的なG分染細胞遺伝学的検査により、7p13領域の転座および欠失を検出できる。 RSTS児専用の標準成長曲線に基づく成長の評価.• 運動能力(粗大,微細),言語能力,認知能,職業適性能力など多面的な発達評価.• 眼科的検査• ABRによる聴力評価 評価の詳細はを参照• 歯科口腔外科学的評価• 心エコー検査,循環器専門医による心疾患(構造異常)の評価.• 必要に応じ胃食道逆流の評価• 便秘の評価• 腎エコー検査.• 男性の場合,停留精巣の有無の評価• 骨格系(母指趾,関節,脊椎)の評価• いびき,特別な就寝姿勢,夜間覚醒,日中傾眠などの症状があれば,閉塞性睡眠時無呼吸の評価 病変に対する治療 次の項目が適切である.• 早期教育プログラム,特殊教育,発達障害児に対応した職能訓練.• 屈折異常,斜視,緑内障,白内障などの合併症があれば眼科的治療.• 聴覚障害があればその治療.• 先天性心疾患があればその治療.• 胃食道逆流および便秘に対する積極的治療.• 停留睾丸があればその治療• 顕著に偏位した母指・重複拇趾に対する外科的治療.• 睡眠時無呼吸があればその治療.• 行動異常の専門家,心理士への紹介,必要に応じては薬物療法を視野に入れた行動管理.• 成長の慎重な評価,特に生後1年間.• 眼科的異常に関する年に1度のフォローアップ.• 1年に1度は聴力検査,中耳炎を反復していれば頻度を上げる.• 心,腎奇形のフォローアップ.• 定期的な歯科口腔外科的フォローアップ. 回避すべき薬物や環境 ヴィガバトリンやティガバイン(脳内GABAレベルを上昇させる抗痙攣剤)はASでは禁忌であり,痙攣の治療として用いるべきではない. カルバマゼピンは禁忌薬ではないが,他の抗痙攣剤と比べて用いられることは少ない. リスクのある親族への検査 リスクのある親族への検査に関する事柄等は「遺伝カウンセリング」の項を参照のこと. 研究中の治療法 種々の疾患に対する臨床試験についてはClinicalTrials. govを参照のこと. 注意:本症の臨床試験は行われていない. その他 遺伝クリニックは,患者や家族に自然経過,治療,遺伝形式,患者家族の遺伝的発症リスクに関する情報を提供とするとともに,患者サイドに立った情報も提供する.を参照のこと. 患者情報 本疾患の支援グループや複数疾患にまたがった支援グループについては「患者情報」を参照のこと.これらの機関は患者やその家族に情報,支援,他の患者との交流の場を提供するために設立された. 遺伝カウンセリング 「遺伝カウンセリングは個人や家族に対して遺伝性疾患の本質,遺伝,健康上の影響などの情報を提供し,彼らが医療上あるいは個人的な決断を下すのを援助するプロセスである.以下の項目では遺伝的なリスク評価や家族の遺伝学的状況を明らかにするための家族歴の評価,遺伝子検査について論じる.この項は個々の当事者が直面しうる個人的あるいは文化的な問題に言及しようと意図するものではないし,遺伝専門家へのコンサルトの代用となるものでもない.」 遺伝形式 ルビンスタイン・テイビ症候群(RSTS)は常染色体優性遺伝形式である. 患者家族のリスク 発端者の両親• RSTSは通常,新生突然変異である.ほとんどの症例において発端者の両親は罹患していない.• 発端者の両親の評価では,RSTSに関連する身体所見の臨床的な診察が推奨される.発端者の両親は、症状がなければ,検査の適応とならない. 発端者の同胞• 同胞の罹患リスクは発端者の両親の遺伝的状態による.• 発端者の両親が臨床的に罹患していなければ,同胞の経験的再発リスクは約0. 両親に罹患児に同定された CREBBP遺伝子の変異が見られない場合,罹患児の CREBBP遺伝子変異は新生突然変異と推測され,同胞への罹患リスクは性腺モザイクによって生じる可能性もある。 性腺モザイクによる発症は報告されていないが,ありうることである. 発端者の子 RSTS患者から子どもが生まれることは稀であるが,理論的罹患率は50%である. 発端者の他の家族 発端者家族の罹患リスクは一般人の罹患リスクより増加することはない.ほとんどのRSTS患児の親は罹患していないからである. 遺伝カウンセリングに関連した問題 明らかに新生突然変異による家族 発端者の両親が罹患していない場合は,父親が異なる場合や明らかにされていない養子縁組など,医学的要因以外の原因も考えられる. 家族計画• 遺伝リスクの算定や出生前診断の利用については、妊娠前に話し合うことが最適である。 罹患している若年成人やリスクのある若年成人に対して遺伝カウンセリング(子への潜在的リスクや生殖手段)の提供は適切である。 GeneReview 著者: Malanie G Pepin, MS; Peter H Byers, MD 日本語訳者:古庄知己(信州大学医学部附属病院遺伝子診療部) GeneReview 最終更新日: 2000. 日本語訳最終更新日: 2003. Gene Review著者:Cathy A Stevens, MD 日本語訳者:古庄知己(信州大学医学部附属病院遺伝子診療部)、吉江幸司(信州大学医学部医学科) Gene Review 最終更新日2004. 13 日本語訳最終更新日2005. Gene Review著者: Cathy A Stevens, MD 日本語訳者: 吉村祐実(翻訳ボランティア),小崎里華(国立成育医療研究センター病院遺伝診療科) Gene Review 最終更新日: 2009. 20. 日本語訳最終更新日: 2013. 1. in present 原文 >.

次の

ルビンシュタイン・テイビ症候群 新着記事

ルビンシュタイン テイ ビ 症候群

Rubinstein氏とHooshang Taybi氏により報告された、16番染色体の異常により発生する先天性の遺伝子疾患です。 ルビンスタイン・テイビー症候群の原因 ルビンスタイン・テイビー症候群の原因は16番染色体のCREB遺伝子またはCREBBP遺伝子およびEP300遺伝子の異常とされています。 また、16番染色体が短いことで上記3遺伝子を含む部分が欠失している場合にも、ルビンスタイン・テイビー症候群が発生することがわかっています。 なお、16番染色体の異常やCREB・CREBBP・EP300の各遺伝子に異常が見られない場合でも、「幅広い母指・幅広い母趾」「コルメラ(鼻柱)の延長」「濃い眉毛、長い睫毛」「精神発達遅滞」が顕著に見られる場合はルビンスタイン・テイビー症候群と診断される場合が有ります。 ルビンスタイン・テイビー症候群の患者数 難病医学研究財団 難病情報センターによると、日本人のルビンスタイン・テイビー症候群の患者数は100名から200名程度とされています。 ルビンスタイン・テイビー症候群の特徴 外見の特徴 外見の特徴には「小頭」「眉毛がアーチ状で太い」「かぎ鼻」「高口蓋(口腔内の上部が高い事)」「眼瞼裂斜下(目の切れ目が下がっていること)」などが有り、ルビンスタイン・テイビー症候群独特の顔つきになります。 低身長 ルビンスタイン・テイビー症候群の患者は低身長で、成人男性の平均身長は約152cm、成人女性の平均身長は約143cmとなります。 手足 手・足ともに母指(親指)が幅広いという特徴が有ります。 親指や小指が曲がっていたり、指が短い場合や、第一関節・第二関節の骨が曲がっていたり変形している場合も見られます。 停留睾丸 ほぼ全部の男児で停留睾丸(睾丸が陰嚢の位置に無いこと)となります。 精神発達遅滞や知的障害 ほぼ全員に精神発達地帯や知的の遅れの症状もあり、平均の知能指数はIQ40から50程度(健常者でIQ100)と、中度のとなります。 その他 尿路の奇形、心疾患、癲癇、脳梁欠損(右脳と左脳をつないでいる神経の束の欠損)など、様々な先天的な障害を抱えていることが多く見られます。

次の

奇形症候群分野

ルビンシュタイン テイ ビ 症候群

概要 ルビンシュタイン・テイビ症候群とは、重度の精神運動発達遅滞、特徴的な顔立ち、手足の親指が幅広い、といった特徴をもつ疾患を指します。 その他にも心臓や腎臓、歯科領域などに障害を見ることもあります。 ルビンシュタイン・テイビ症候群は、CREBBP遺伝子やEP300遺伝子の異常により発症すると考えられています。 日本において、ルビンシュタイン・テイビ症候群は難病指定を受けている疾患の一つであり、1〜2万出生当たり1人ほどの頻度で産まれると推定されています。 ルビンシュタイン・テイビ症候群の治療は支持療法が中心であり、成長発達の状況を注意深く観察しながら必要に応じた治療介入が適宜選択されることになります。 原因 ルビンシュタイン・テイビ症候群は、CREBBP遺伝子もしくはEP300遺伝子の異常によって引き起こされると考えられています。 CREBBP遺伝子から産生されるタンパク質は、「ヒストンメチルトランスフェラーゼ」と呼ばれるタイプのタンパク質であり、他の遺伝子が適切に活動を行うように調整するのに重要な役割を担っています。 CREBBP遺伝子のはたらきにより、正常に細胞が増殖したり分裂したりすることができるようになります。 EP300遺伝子もCREBBP遺伝子と同様に、細胞の成長過程に重要な役割を果たしていることが知られています。 両遺伝子の異常が存在すると、正常に細胞が成長することができなくなるため、ルビンシュタイン・テイビ症候群に特徴的な症状が出現すると考えられています。 人の体には1番から22番までの「常染色体」と呼ばれる染色体が存在します。 CREBBP遺伝子は16番目の染色体に位置していますが、CREBBP遺伝子を含む多くの領域が一括に失われることもあり(欠失と呼びます)、この場合でもルビンシュタイン・テイビ症候群が発症すると考えられています。 ルビンシュタイン・テイビ症候群では上に述べたような原因が同定できないこともあり、未知の原因遺伝子が存在する可能性が示唆されます。 ルビンシュタイン・テイビ症候群で見られるような遺伝子異常は、突然変異で生じることが多いです。 ルビンシュタイン・テイビ症候群を発症した患児が家族内にいらっしゃるということは、必ずしも同胞者が同じ病気を有する可能性が高くなる訳ではありません。 症状 ルビンシュタイン・テイビ症候群では、精神運動発達遅滞、特徴的な顔貌(眉毛が濃い、まつげが長い、鼻柱が長いなど)、手足の親指が幅広い、といった特徴を有します。 出生前には成長の遅れは指摘できませんが、出生後は哺乳障害を認めることと相まって年齢に応じた成長を得ることができないことが多いです。 ただし、身長の伸びも同時に悪く、体格としては傾向になることもあります。 嚥下に障害があることから、誤嚥を繰り返しが続発されることも多いです。 ルビンシュタイン・テイビ症候群では、重度のをともない平均のIQは40〜50と報告されています。 運動面の発達も遅れ、年齢に相応の運動獲得ができないことが多いです。 また発語に支障を来すことも多く、筋緊張の低下、歩行障害、便秘、けいれんなどを見ることもまれではありません。 そのほか、身体的な特徴としてや寝室中隔欠損症などの、、、、歯の異常、側彎症、悪性腫瘍などを認めることがあります。 検査・診断 ルビンシュタイン・テイビ症候群の診断は、特徴的な症状をもとになされます。 精神運動発達遅滞は必発であり、その他幅広い親指、顔貌の特徴も重要な所見です。 ルビンシュタイン・テイビ症候群は、CREBBP遺伝子もしくはEP300遺伝子の異常によって引き起こされると考えられています。 そのため、遺伝子検査にてこれら遺伝子に病気の原因となりうる異常が存在していないかどうかを確認することもされます。 ルビンシュタイン・テイビ症候群では、各種臓器合併症を併発することがあるため、それらに応じた検査も行われることになります。 であれば、胸部単純レントゲン写真や超音波検査、心電図が重要になりますし、であれば脳波検査が行われます。

次の