映画 ネタバレ。 映画「御法度」ネタバレ解説|ラストの意味、沖田の行動の動機、伏線回収など!

【禁断の100%ネタバレ】まさか!主人公が死んでしまう映画14選:シネマトゥデイまとめ

映画 ネタバレ

キリスト教の「七つの大罪」を題材に、猟奇的な連続殺人事件を描くサスペンス・スリラー『』。 その衝撃的な内容と先鋭的なビジュアル・センスは、公開されてから約20年経った今なお色褪せることはなく、アメリカの著名な映画評論家ロジャー・イーバートは「今までハリウッドで撮られた作品の中で、最もダークで最も無慈悲な映画のひとつだ!」と評している。 という訳で、今回は『セブン』をネタバレ解説していきましょう。 映画『セブン』あらすじ 奇怪な猟奇連続殺人事件を追う、ベテラン刑事サマセット()と、志願して殺人課に転属してきた新人刑事ミルズ()。 やがてその事件は、キリスト教の「七つの大罪」になぞらえたものだと判明する。 果たして犯人は誰なのか? そしてその犯行の理由は? 捜査を進めていくうちに、やがて事件は思わぬ方向に舵を切っていく…。 ビデオ屋店長の怨念が生み出した暗黒シナリオ 『セブン』を語るに当たってまず触れておかなければならないのが、 シナリオを手がけた。 ビデオショップ店員からキャリアをスタートさせたと同じく、彼もまた映画業界で働く日を夢見ながら、ニューヨークのタワーレコード店長としてあくせく働く日々を過ごしていた。 「ニューヨークでの生活は決して好きではなかったが、その生活なくして『セブン』は生まれなかっただろう」 と述懐していることから、この頃から鬱屈とした気持ちを抱えていたに違いない。 彼は一念発起し、図書館に通ってミルトンの「失楽園」やダンテの「神曲」を読み漁り、七つの大罪をモチーフにした世にもおぞましいシナリオを数年かけて書き上げる。 そもそも『セブン』は、不遇を囲っていた男の社会に対する怨念が、サイコスリラーとして結実した作品だったのだ。 その超暗黒系シナリオは、巡り巡って映画監督のの元へ。 今でこそ『』や『』、『』で知られる超大物フィルムメーカーだが、当時彼は劇場用第一作『』が批評的にも興行的にも大惨敗を喫してしまったことで、すっかり映画への情熱を失っていた。 デヴィッド・フィンチャーは当時の心境を、こんな風に語っている。 もう一本映画を撮るぐらいなら、大腸ガンで死んだ方がマシだ! 実際、映画会社のニューラインシネマから『セブン』のシナリオが回って来た時も、消沈モードの彼は数ページだけ読んで放置していたという。 だが改めてシナリオを読み直してみた時に、「これはものすごい脚本だ!」と衝撃を受けて、監督を受諾。 アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーの怨念が、デヴィッド・フィンチャーのハートを動かしたのだ。 カトリックでは「罪源」と呼ばれ、罪そのものというよりも、罪を誘発する悪しき習性といった方が近いだろう。 罪を罪として意識しにくい故に、神への甚だしい冒涜となるのだ。 我々人類は、日々「七つの大罪」を犯しているのではないか? そんな考えが『セブン』着想に繋がっていったことは、想像に難くない。 「七つの大罪」を罪の重い順に列記しておこう。 嫉妬(ENVY) 他人の幸福を妬み、他人の不幸を喜ぶ感情。 高慢(PRIDE) 過度に自惚れていること。 美徳とされる「謙遜」の真逆の状態。 怠惰(SLOTH) 元々は安息日に関わらず労働を続けることを指していたが、現在では労働を放棄して怠けていることを指す。 憤怒(WRATH) 人間の最もネガティブな感情のひとつ。 怒りは理性を破壊し、魂の中に悪魔を迎え入れることだとされている。 強欲(GREED) 金銀など財産に対しての異常な物欲。 聖パウロは「一切の悪事の根なり」と説いたとされる。 肉欲(LUST) 色欲、邪婬ともいう。 子孫繁栄のためではなく、みだらに性的快楽に陥ることは禁忌とされる。 暴食(GLUTTONY) もしくは「大食」。 節制のない食事は、欲望を助長させる根源となる。 七つの大罪をモチーフにした最も有名な文学作品は、映画でも言及されていたダンテの長編叙事詩「神曲( La Divina Commedia)」だろう。 死者が生前に犯した七つの罪を贖(あがな)いながら上へ上へと階段を登り、全て贖い終えると天国に到達する、という物語になっている。 罪を浄化したその果てに、幸福が待っているのだ。 最も罪の重い「嫉妬」の罪人を、犯人であるジョン・ドウ()自身が担ったのは、天国への近道として当然の選択だったのかもしれない。 要は「どこの誰だかわからない奴」である(ちなみに女性の場合はジェーン・ドウと呼ばれる)。 世の中の無関心や小さな罪を許さず、猟奇犯罪的な手つきで次々と殺人を重ねていく彼の姿は、同じく社会に対して不信感を抱いていたアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーにも重なる。 しかし、『セブン』におけるジョン・ドウの役割はより明確なものだろう。 1589年にドイツの学者ペーター・ビンスフェルトは、七つの大罪に特定の悪魔(ルシファー、サタン、ベルゼブブ etc. )を関連付ける著作を発表している。 それに照らし合わせて考えてみると、 ジョン・ドウは悪魔そのものである、と考えてもいいのではないか? 実際にサマセット刑事は、犯人を取り逃がした翌日の朝、ミルズに向かってこんなセリフを言う。 もし奴が本物の悪魔なら納得するだろう しかもジョン・ドウはミルズを「憤怒」の罪に陥れるが、それは前述した通り「怒りは理性を破壊し、魂の中に悪魔を迎え入れること」なのだ。 まだ知恵の実を食べていない純真無垢なミルズ(だから多少バカっぽく誇張して描かれているのだろう)を、ジョン・ドウは悪の道に引き摺り込む。 ジョン・ドウ殺害の罪で逮捕されたミルズは、刑務所の出所後にどんな生活を送るのだろうか? 筆者には、彼が第二のジョン・ドウの道を歩む気がして仕方がないのだ。 本当の7人目の犠牲者とは? 『セブン』における「七つの大罪」の猟奇連続殺人事件を、時系列ごとに追ってみよう。 第一の殺人(暴食) 被害者:肥満の男 死因:窒息、内臓破裂 第二の殺人(強欲) 被害者:弁護士 死因:腹部への殺傷 第三の殺人(怠惰) 被害者:廃人? 死因:一年以上ベッドに縛り付けられているが死には至らず 第四の殺人(肉欲) 被害者:娼婦 死因:陰部への殺傷 第五の殺人(高慢) 被害者:モデル 死因:顔を切り裂いたうえで睡眠薬で自殺を選ばさせる 第六の殺人(嫉妬) 被害者:ジョン・ドウ 死因:射殺 第七の殺人(憤怒) 被害者:ミルズ 死因:殺人の罪で逮捕されるも情状酌量の余地があり、死刑には至らないと考えられる カウントしてみると、「七つの大罪」で殺されたのは五人(廃人とミルズが生き残っている)。 ミルズの妻トレーシー()も頭を切断されて殺害されたから、それをプラスしても六人だ。 これは何故だろう? ジョン・ドウがあえて「七つの大罪」になぞらえた連続殺人の死者を7人にしなかった理由があるのだろうか? いや、実際には7人だったのだ。 そう、 7人目の被害者は、トレーシーが身ごもっていた子供である。 そのあまりにも恐ろしい事実に気づいた時、ジョン・ドウの悪魔的策略に絶句してしまう…。 デヴィッド・フィンチャーがこだわり続けたラストシーンの真意とは? 出典元: あまりに衝撃的で、あまりに救いのない『セブン』のラストシーン。 ジョン・ドウはミルズの妻トレーシーを惨殺し、その頭を切り落とすことでミルズに「憤怒」の感情を芽生えさせ、自分自身を射殺するように誘い込む。 ジョン・ドウが抱えていた「嫉妬」の罪を自分自身が贖うことで、「七つの大罪」が完璧に完成するのだ。 しかし、この凶悪犯の望んだ通りに完結するラストシーンに映画会社は嫌悪を示した(そりゃそうだろう)。 実は別案として、 サマセットがジョン・ドウを射殺する幻のラストシーンも考えられていた。 ミルズが悪魔に魅入られて「憤怒」の罪を犯すことを阻止するために、サマセットがその身代わりとなる、というバッドエンド緩和策である。 映画会社はこの案を強硬に推したが、フィンチャーは最後まで現行のバッドエンド・バージョンにこだわった。 打ち合わせの席で、アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーがこんな言葉を発したのを覚えていたからだ。 暴力が暴力を呼ぶんだよ 哀しい暴力の連鎖を描くには、引退間近の老刑事ではなく、若々しく無垢な青年が引き金を引くことが必要だと考えたのだ。 しかもフィンチャーはこの映画をサイコ・スリラーではなく、ホラー映画として捉えていた。 『セブン』は人間が自制心を次第に失っていく映画である、と。 だとすれば、やはり最後の罪を背負うのはミルズしかいないのだ。 もうひとつ、フィンチャーがこのバッドエンドにこだわった理由があるのだが、それは映画の終盤近くで交わされる会話の中にヒントがある。 ミルズが「2ヶ月も経つとみんな(猟奇殺人事件に対して)興味を失い、全て忘れてしまう」とジョン・ドウに問いかけると、彼はこんな言葉を返す。 まだ全部終わっていない。 全てが終われば、その結末は人には理解されにくいだろうが、認めざるを得なくなる これは、『セブン』という作品そのものを指し示したセリフではないだろうか。 おそらくサマセットがジョン・ドウを射殺するラストシーンが使われていたら、2ヶ月も経てば人々の記憶から忘れ去られる映画になっていたことだろう。 文字通り 「人には理解されにくい結末」だったからこそ、 本作は公開されてから20年が経過してもなお人々を悪魔的に魅了しているのだ。 アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーがニューヨーク時代に抱えていた鬱屈とした感情は、とてつもないダークホラーとして昇華され、我々の原罪を糾弾し続けている。

次の

松たか子の映画「告白」あらすじ(ネタバレ注意)ワースト映画に選ばれた理由、感想も紹介

映画 ネタバレ

バトルフィーバーJ ロボット大空中戦の紹介:1979年日本映画。 『スーパー戦隊シリーズ』第3作『バトルフィーバーJ』の劇場版作品です。 本作はテレビ本編第5話を映画用に再編集したものであり、スーパー戦隊シリーズ初の巨大ロボ「バトルフィーバーロボ」を巡る骨太なドラマが展開されていきます。 監督:竹本弘一 出演者:谷岡弘規(伝正夫/バトルジャパン)、伊藤武史(白石謙作/バトルコサック)、倉地雄平(志田京介/バトルフランス)、大葉健二(曙四郎/バトルケニア(声・演))、ダイアン・マーチン(ダイアン・マーチン(ミスアメリカ))、東千代之介(倉間鉄山)、日髙のり子(中原ケイコ)、司ゆり(青葉ミドリ)、勝部演之(坂口情報局長)、蝦名由紀子(坂口陽子)、広瀬容一(坂口健一)、石橋雅史(ヘッダー指揮官)、飯塚昭三(サタンエゴス)、大平透(ナレーション)ほか 孕み-HARAMI- 白い恐怖の紹介:2005年日本映画。 17歳で妊娠したゆいは、出産も兼ねて両親と共に叔母夫婦の経営するペンションに向かいます。 豪雪地帯の山奥で、近所には盲目の坂田と言う男が住んでいました。 叔母夫婦は、坂田さんと呼んで近所づきあいしていましたが坂田の母の死体が発見されてから状況は一変し…という内容の、スラッシャー映画です。 アメリカンホラーを日本で再現したような内容で、評価は分かれる作品ですがホラーファンにとっては面白い1本です。 監督:田尻裕司 出演者:前田亜季(ゆい)、矢口壹琅(坂田)、高瀬アラタ(父ショウジ)、中山玲(母ミヤコ)、磯貝誠(叔父)、はやしだみき(叔母)、今井悠貴(ショウタ)、絵沢萠子(老婆)ほか ジャッカー電撃隊VSゴレンジャーの紹介:1978年日本映画。 『スーパー戦隊シリーズ』第2作『ジャッカー電撃隊』と第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』がコラボレーションした劇場版作品であり、新旧戦隊が共演する『スーパー戦隊VSシリーズ』の最初の作品です。 『ジャッカー電撃隊』最終回後を舞台に、復活した犯罪組織クライムに二大戦隊が力を合わせて立ち向かう様を描きます。 監督:田口勝彦 出演者:丹波義隆(桜井五郎/スペードエース)、吾羽七朗(東竜/ダイヤジャック)、ミッチー・ラブ(カレン水木/ハートクイン)、風戸佑介(大地文太/クローバーキング)、宮内洋(番場壮吉/ビッグワン/アオレンジャー)、小牧リサ(ペギー松山/モモレンジャー、畠山麦(キレンジャー)、田中浩(鯨井大助(ジョーカー))、林家源平(姫玉三郎)、安藤三男(UFO船長)、潮建志(鉄面男爵)、天本英世(サハラ将軍)、金田治(地獄拳師)、飯塚昭三(四天王ロボ)、大平透(ナレーション)、石橋雅史(アイアンクロー(鉄の爪))ほか エイリアン・インセプションの紹介:2014年アメリカ映画。 末期ガンのヴァレリーは医師から治療不可能と言われ、姉のメリッサの車で帰路につきます。 夜の田舎道でエンジンが止り、眩しい光に見舞われ意識を失い目覚めると、メリッサが消えていました。 それから4か月後、ガンが完治したヴァレリーは姉のメリッサを探し始めますが…という内容の、SFスリラー映画です。 UFOに拉致される話がテーマになっています。 監督:クリスチャン・セスマ 出演者:ルーク・ゴス(カーター)、ロバート・ダヴィ(リード)、ロシェル・ヴァレス(ヴァレリー)、デレク・ミアーズ(エリオット)、リン・シェイ(謎のお婆さん)、イェンニ・ブロン(メリッサ)ほか 超人機メタルダーの紹介:1987年日本映画。 東映の特撮ドラマ『メタルヒーローシリーズ』の第6作『超人機メタルダー』の劇場版作品です。 時系列は第14話と第15話の間に位置し、後継者争いに揺れる悪の組織・ネロス帝国に単身で立ち向かうメタルダーの活躍を描きます。 テレビ本編同様、主人公側のみならず敵側のドラマもしっかりと描写した重厚なドラマが展開されます。 プロデュースは2020年に他界した東映の名物プロデューサー・吉川進が手掛けています。 監督:冨田義治 出演者:妹尾青洸(剣流星)、飯田道郎(メタルダー)、青田浩子(仰木舞)、森篤夫(凱聖クールギン)、桑原たけし(凱聖バルスキー/豪将タグスロン/雄闘バーベリィ/暴魂ダーバーボ)、依田英助(凱聖ゲルドリング/豪将タグスキー/激闘士ストローブ/豪将メガドロン)、飯塚昭三(凱聖ドランガー/暴魂アグミス/烈闘士ブルチェック)、渡部猛(ゴッドネロス)、政宗一成(ナレーション)ほか 東のエデン 劇場版 I The King of Edenの紹介:2009年日本映画。 TVアニメ「東のエデン」の劇場版で、TVアニメのその後を描いた前後編のうちの前編となります。 60発のミサイル事件から半年が経過し、再び記憶を消し姿を消した滝沢を探すため、ニューヨークに向かった森美咲は、そこで偶然滝沢に再会します。 滝沢は、飯沼と名乗りますが、実は、ジェイスにより進行している王様申請のため日本の総理大臣である飯沼の隠し子という設定にされており、再会した二人に他のセレソンからの妨害が加えられるなど、またも危機に陥ります。 監督:神山健治 声優:滝沢朗(木村良平)、森美咲(早見沙織)、物部大樹(宮内敦士)、大杉智(江口拓也)、平澤一臣(川原元幸)、白鳥・D・黒羽(五十嵐麗)、ほか 頭上の敵機の紹介:1949年アメリカ映画。 第二次世界大戦中、イギリスに駐留し、ナチス・ドイツに空爆を展開していたアメリカ陸軍第8空軍の兵士たちを、指揮官として派遣された将校の使命と部下との信頼関係に苦悩し葛藤する姿も併せて描いた戦争ドラマです。 アカデミー賞で助演男優賞(ディーン・ジャガー)と音響賞を受賞しています。 監督:ヘンリー・キング 出演者:グレゴリー・ペック(フランク・サヴェージ准将)、ヒュー・マーロウ(ベン・ゲートリー中佐)、ゲイリー・メリル(キース・ダベンポート大佐)、ミラード・ミッチェル(パトリック・プリチャード少将)、ディーン・ジャガー(ハーヴェイ・ストーヴァル少佐)、ポール・スチュワート(カイザー軍医)、ジョン・ケロッグ(ジョー・コッブ少佐)、ロバート・アーサー(マクレニー軍曹)ほか 特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクションの紹介:2004年日本映画。 『スーパー戦隊シリーズ』第28作『特捜戦隊デカレンジャー』の劇場版です。 人々を機械奴隷に変えてしまう細菌兵器を巡り、デカレンジャーと宇宙の犯罪者集団が戦いの火花を散らせます。 ゲストヒロインに新山千春を迎え、過去の戦隊作品で悪役を演じた遠藤憲一らがゲスト出演しています。 監督:渡辺勝也 出演者:さいねい龍二(赤座伴番/デカレッド)、林剛史(戸増宝児/デカブルー)、伊藤陽佑(江成仙一/デカグリーン)、木下あゆ美(礼紋茉莉花/デカイエロー)、菊地美香(胡堂小梅/デカピンク)、吉田友一(姶良鉄幹/デカブレイク)、稲田徹(ドギー・クルーガー/デカマスター)、ほか オフィシャル・シークレットの紹介:2018年イギリス映画。 キャサリン・ガンはイギリスの情報機関勤務で国家機密を知る立場にあります。 キャサリンは2003年のイラク戦争に関し、アメリカ・イギリス両国政府が戦争支持への国際世論を作るため不法なスパイ活動をしていることを知ります。 キャサリンは国家機密をメディアにリークすることにしますが、彼女は逮捕され裁判にかけられることになります。 『オフィシャル・シークレット』は平和への信念のため、内部告発をしたキャサリン・ガンの勇気ある行動を描いています。 キャサリンは少女時代を台湾で過ごし、日本で英語を教えた経験もあります。 監督:キャヴィン・フッド 出演:キーラ・ナイトレイ(キャサリン・ガン)、マット・スミス(マーティン・ブライト)、マシュー・グード(ピーター・ボーモンド)、レイフ・ハインズ(ベン・ハインズ)、ほか.

次の

【ネタバレ解説】映画『セブン』七つの大罪と衝撃的ラストシーンを徹底考察

映画 ネタバレ

こおろぎの紹介:2006年製作の日本映画。 一部映画祭やイベントのみにて上映された青山真治監督による人間ドラマが、製作から14年の時を経て劇場公開。 静岡県西伊豆。 かおるは共に暮らす盲目で口のきけない男に対し支配的な優越感を抱いていた。 しかし男は一人で出歩き謎の行動をとるようになり……。 出演は鈴木京香、山﨑努ほか。 男と女、自由と束縛、生と死、食と官能、光と闇が、西伊豆の風土と歴史の中で描かれる。 第63回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門出品。 第19回東京国際映画祭日本映画『ある視点』部門出品。 当時は吉祥寺バウスシアターの「爆音映画祭2009」 2009年5月30日公開 等、映画祭での上映のみで、長らく劇場公開はされていなかった。 2020年1月8日にDVD発売が決定したことを記念し、限定劇場公開。 十年も経たず、幕府はキリスト教徒 弾圧を開始。 一六三三年、 フェルナンデスは長崎で殉職した。 〟 静岡県、西伊豆町。 中年女性の田坂かおるは、盲目で口のきけない老齢の「男」と暮らしています。 かおるが「男」と出会ってから、半年の月日が経過していました。 かおるは「男」に付き添い、身の回りの世話をして生活しています。 「男」は資産家で、かおるはその財産を狙っていました。 「男」は西伊豆の別荘で生活しており、かおるも同じ別荘に身を寄せています。 「男」が白杖をついて歩き回るのを、かおるはつかず離れずで見守っていました。 別荘のある西伊豆町は山深い場所で、すぐ裏手にうっそうとした森が生い茂っています。 猟をする人もいるらしく、ときどき山奥から銃声が聞こえました。 目が見えない代わりに聴覚が発達しているようで、「男」は銃声を聞くたびに、びくっと身体を振るわせて、音のするほうを見守ります。 盲目の老齢の「男」の一日は、単調でした。 景色も見えませんし、会話を楽しむこともできませんから、「男」の楽しみは食事です。 「男」は食事のマナーも守らず、ただむさぼるように租借、嚥下をしていました。 かおるは「男」の食事風景を見ながら、優越感を覚えていました。 自分がいなければ、この男は生きていけない…そう思うと、かおるは満足するのです。 「男」のマナーはおよそ人間とは思えないものでしたから、かおるはいつしか、「男」を飼っているような気持ちになっていました。 食後、かおるは「男」とソファで寄り添います。 朝日の反射を受けたときに「男」が口中で小さくうなるのを、かおるは聞いていました。 「男」の主治医に電話をしたかおるは、西伊豆の別荘へ移ってから「男」の食欲が回復したことを報告します。 朝食の目玉焼きの皿に口をつけ、「男」はちゅうちゅうと吸います。 服装を気にせず食べるので、「男」の服は食後いつも汚れていました。 「男」の資産で生活しているかおるは、朝になると新しい白いシャツを、自分用におろします。 かおるが手紙を書いていると、「男」が近づいてにおいをかぎました。 かおるは思わず笑いますが、真顔の「男」の顔を見ると、盲目の「男」の目は空洞のようでした。 その空洞の目に惹かれていることを感じるかおるは、そんな自分を恐ろしく感じます。

次の