大相撲夏場所番付予想。 予想番付 R2年

2020年5月場所予想番付

大相撲夏場所番付予想

レベル2、ブレ2 近年、関脇、小結の定数各2名が厳格化している。 東西両関脇が勝ち越した場所で大関から陥落してき たり、小結や平幕上位でかなり大勝ちをした力士がいる場合を除いては、関脇や小結を3人以上にしない運用が続いている。 関脇の定数についての運用は、「昇進に関すること」の中で「関脇の昇進基準」という項を作って触れようと思うので、ここでは主に小結の定数について述べる。 小結3人以上は、今世紀に1場所だけ 最近の運用では、小結が定数を超えて3人以上になることはほぼない。 関脇は上記のケースで3名になることがたまにあるが、小結が定数を超えたのは、18年11月が最後(平成30年1月現在)。 その前6年間も小結は2名で固定されていた。 例外となった18年11月は、筆頭で10勝の露鵬と3枚目で11勝の安美錦が、三役力士は全員勝越して三役の枠は空きがなかったものの、さすがにこの成績で平幕据え置きは気の毒と思ったのか、珍しく枠を拡げて4小結となった。 平成初期までは、筆頭や2枚目で9勝すれば張出を作ってでも昇進させており、8勝でも枠を拡げて上げることもあった 昭和30年代には3、4枚目の9勝で張り出されたこともあった が、二桁勝っていない力士のために3人目の小結を設けるのは11年3月の魁皇が最後。 今世紀に入ったあたりから定数厳守が優先され、西筆頭9番栃ノ心、 2枚目10勝の琴奨菊、 3枚目10勝の出島と厳しすぎる見送りもあった。 栃ノ心は長期休場を乗り越えて幕下下位からの、元大関出島は4年ぶりの三役復活を期待されたが、苦労人にも容赦なし。 29年11月に3枚目で11勝の北勝富士も筆頭どまりで、これは11勝した平幕力士が三役昇進を見送られた最高位となる。 前述の例外にあたる安美錦の昇進の例は維持されなかったわけで、さらに定数が厳格化されている(この場所は横綱の引退、3関脇の解消もあって役力士の枠を維持しようという動きがあるかと予想したが、全くなかった)。 中位で12勝した力士にもつれなく、最上位では 5枚目黒海、そして 7枚目旭天鵬も、昭和36年の佐田の山以来となる優勝後の平幕据え置きで三役復帰ならず。 張出を設けていても、関脇の7勝8敗でも平幕に落とされるのが珍しくないほどだった。 この運用は平成5年1月の安芸ノ島以来なくなり むしろ大した昇進候補がいなければ連続在位中の豪栄道のように西に回って陥落を免れることもある)、平成11年11月には平幕上位で大勝ちした2人と関脇で7勝の土佐ノ海は3小結として共存しているが、以降3小結は、12年3月に幕尻優勝貴闘力を翌場所3人目の小結に据えて以来途絶えた。 平成29年5月は3関脇2小結だったが、高安が大関に昇進し小結〜平幕上位に大勝ちの力士はいないので、2関脇2小結に戻るのは間違いないが、もし髙安が8,9勝で大関に昇進しなければ、琴奨菊(関脇7-8)は小結3人目として残れたかどうかは気になるところだ。 というのも、小結が2名の定員を超えたのは今 世紀に入って1度きり。 かといって関脇で7勝の力士が平幕に落とす運用も四半世紀近くしていない。 どちらが優先するのか気になった。 現在の編成を予想すると、18年11月の4小結は例外ではなく前例として生きているなら、 小結の定数増は絶対不可でない。 筆頭10勝、3枚目11勝はOKで、筆頭9勝や2枚目10勝はダメという厳しい条件だ。 他に関脇小結が埋まっている状態での関脇7-8力士の扱い、旭天鵬以上に好成績で平幕優勝した中位力士の扱いは、定数枠が厳格化されて以降例がなく、不明。 ただ、あくまでこうした前例は参考程度なのが番付編成。 急に変わることもある。 数字だけでなく相撲ぶりから三役力士として務まるかを判断するために審判部が編成しているのだ。 微妙な場合はそれも考慮することになるだろう。 レベル2、ブレ2 三役の定数が増える場合 ー安定性の問題 先に小結の定数を取り上げた。 しかし、三役の枠が広がるのは、小結の定数を増やす時ばかりではない。 平幕からいきなり関脇3番手に上げるかもしれないし、小結で勝ち越した力士を関脇3番手、4番手にして、平幕から補充するケースもありうる。 大関昇進者が出て、関脇小結の数に変動ない場合も三役の枠は広がることになる。 役力士が増えればめでたいが、番付の編成上はややこしいことになる。 平時の番付制度では、勝越して上がる、負け越して下がるは絶対だが(据え置きはありうる。 )、その基準となるのは、相対的な順位ではなくあくまで番付の絶対値。 例えば役力士が前の場所より2人増えれば、前頭筆頭は前場所の2枚目の位置づけになる。 東2枚目で勝越した力士が西筆頭になれば、番付は上がったことになるが、相対的には下がっていることになる。 また、幕内の定員が固定なので、役力士が増えると前頭の合計枚数は減る。 幕内最下位が西17枚目だったのが翌場所は西16枚目になったりする。 こうなると、西16枚目で7勝8敗だった力士は幕尻に残れる星だが、翌場所17枚目はないので十両に落ちるべき力士になる。 役力士が2人増えるだけなら、番付据置きという手が使えるが、もし3人以上増えると西16枚目もなくなり陥落必至。 昇進候補がいれば不運で済むが、落とさなくてもよい力士を落として、空き枠に無理やり昇進力士を作ることになりかねない。 なので、急激な役力士増加には審判部も慎重になる(推論)。 一番安定性を保てるのは、各地位の枠を厳守することだ 大関昇進においては、当然昇進問題の重要性の方が高いので、三役の総枠云々の議論は二の次になる。 どちらの運用が公平か 関脇小結の総枠がほぼ固定されている今の運用は、ある意味公平ではある。 毎場所張出を作ったり無くしたりで総枠が流動的だった昭和年代でも、筆頭で勝ち越しながらの見送りはあった。 全体の数は少ないが、旭国や蔵間は2度も経験している。 昇進のチャンスが多いのは良いが、枠を拡げてもらえるという期待感がある分、上がれない時の不公平感は今よりも強かったかもしれない。 審判部のさじ加減で決まるのだから。 一方で、現在の厳格な枠の運用であっても、枠が埋まっていなければ甘い昇進はあり得る。 むしろ関脇小結が常に4名しかいない分、定数に遊びがないので、負け越した力士の数だけ枠が空く。 役力士が少ないので平幕上位は横綱大関総当たりで勝ち越しは難しく、上位戦のない5枚目あたりから無理に上げてくるしかない。 最高位と実力がリンクしにくくなる。 多くの幕内力士がキャリアハイを迎える平幕上位から三役の間。 元関脇、元小結、元幕内、その差は引退後のキャリアも少なからず影響する。 できるだけ成績に見合った処遇をする方が納得感は高まるだろう。 そういう意味では、昭和末期から平成初期までの運用は合理的だ。 一応定数は守ろうとするが、平幕上位の勝ち越しは、張出を作ったり、7勝の関脇を平幕に落としてでも 、積極的に上げる。 不当に最高位を低く抑えられる力士は少なくなる。 事実、昭和56年の蔵間以降平成8年の土佐ノ海まで、前頭筆頭で勝ち越して三役に上がれなかった力士はいない。 予想のポイント 予想の観点でポイントを整理すると、例外的なケースを除いて関脇小結は2名ずつにしようとするので、一度定数を超えても変動のタイミングで戻す。 埋まっている状態では、それぞれの例外的な昇進基準をクリアしない限り定数は増やさない。 厳格運用されることを前提に考えるべきだ。 昇進基準については、「昇進に関すること」で整理する。 必ず2人以上置くことになっているため、空席ならどうにかして埋めないといけない。 小結で勝越す必要もなく、平幕8勝で新三役が関脇というケースもある。 なので昇進基準を議論しようがないとも言えるが、ここで取り上げたいのは、例外的な編成が行われたケース。 関脇が詰まっていたら無理には上げない成績と見られているらしい。 ただ、小結で11勝以上して関脇に上がれなかった例はなく、関脇が詰まっていても張出を作ってでも昇進させている。 関脇小結の定員に厳しい近年でも数例ある(鶴竜、栃煌山)。 この1勝の違いが如実に現れたのが平成2年初場所で、前場所小結で11勝の水戸泉は張出関脇に、10勝の霧島は小結のままだった。 霧島は腐らずに翌場所は11勝で関脇に上がり、その翌場所は大関となった。 そもそも連続で10勝5敗が他に安馬のみ(空きが出来て西関脇に昇進)だが、昭和60年の北尾は、関脇の保志、大乃国が勝ち越す中で10勝したが据え置き。 翌場所も両関脇が勝ち越して北尾も同じく10勝だったが、今度は関脇に昇進した。 ちなみに1場所目は小結を埋める候補が不足していたことはあるが、西9で11勝の出羽の花を上げており、東10で同じく11勝の水戸泉も上げていても変ではない。 2場所目は西3枚目で8勝の小錦を上げているので、こちらも無理に小結にしなくてよい星だから、今度はあえて北尾を関脇にしているのである。 さすがに2場所続けて二桁勝って据え置きは気の毒と考えたのか、それとも翌場所も二桁勝つようだと関脇を飛ばして大関昇進になることを考えたのか。 余談ながら、小結で連続10勝といえば武蔵山がいる。 11日制、隔場所番付編成の時代であり、こちらは10勝1敗なので優勝もしているが、めぐり合わせでその翌場所も小結で出場。 関脇を飛ばして大関昇進を果たしている。 平幕上位の優勝者なら? では、平幕力士でも好成績なら関脇昇進相当と考えられている成績はあるのだろうか。 平幕力士が張出関脇に昇進した(つまり枠を広げてでも昇進させた)のは、平成以降では1,2枚目で11〜13勝の4例があるのみ。 9年名古屋で11勝した貴闘力が最後だ。 昭和に遡っても、恒常的に関脇・小結が3人以上いた昭和30年代を除くと意外に少ない(両関脇が埋まっているケースが少ないこともあるが)。 3関脇は例外扱いの近年では、平幕力士に関脇確実の成績はないのかもしれない。 一方で筆頭水戸泉、4枚目若三杉、高見山と平幕優勝者の名前が挙がっており、上位での平幕優勝は張出を作っても関脇に昇進すべきと考えられていたようだ。 近々平幕上位で優勝する力士が出た時に関脇が埋まっていれば、どういう結果になるのか気になるが... 30年初場所では、関脇の空きが1つに対して、西小結が8勝、前場所東西の筆頭が11勝、と候補が乱立したが、東筆頭が関脇を射止めた。 大勝ちすれば小結を逆転できるが、枠を増やすほどの材料にはならないようだ。 かなり珍しい例だが、最近では豪栄道が史上最長の連続関脇在位記録を作った際、2度勝ち越せなかったのに残留している。 そこまでして関脇に上げたくなかった成績とはどんなものだったのか。 直近の25年夏は、関脇以下役力士が全滅。 筆頭11番の妙義龍が関脇昇進はいいとして、4枚目まで他は負け越し。 東西の5枚目が8勝。 西6の9勝、東8の10勝までが候補となる。 結果東5の松鳳山と東8の時天空が三役昇進となった。 惜しくも筆頭に西6の豪風、西5の高安。 この4人の並びが妥当かはともかく、この4名の成績は小結まではあっても関脇には不十分、それならこの地位で7番勝つ豪栄道に軍配が上がるらしい。 ひとつ前の24年名古屋では、やはり小結で勝越しの妙義龍が関脇に。 2枚目8勝と4枚目9勝、7枚目10勝、8枚目11勝あたりが次候補になるが、結果は東2碧山と東4栃ノ心が小結へ。 関脇には届かないとの判断だった。 次は9年九州に遡る。 やはり関脇以下が全滅。 昇進候補は西3と東4の8勝がいたが、東6で11勝の武双山が一気に東関脇へ。 東関脇で7勝だった栃東が西に回り、上記の2人は小結となった。 昭和50年代にも2例あるが、いずれも三役昇進候補が枯渇した状況で、4,5枚目の8番や中位の10勝程度で関脇にするよりは、という判断で7勝の関脇を据え置いたもの。 滅多にない例だが、運用としては生きている。 一番惜しいのは碧山だが、東2で8勝は、常に東関脇の7勝に劣るわけではない。 昭和40年代に、西2で8勝の長谷川は関脇貴ノ花を小結に落として関脇に昇進している。 2枚目8勝は判断が分かれるところらしい。 なお、筆頭で勝越した力士を抑えて関脇で負け越した力士が上になった例はない。 このように、平幕上位でも8勝程度では関脇に上げたくないようで、中位の大勝ちもできれば上げたくなさそうだ。 幕尻からでも可能性あり 昭和以降では新入幕で14勝した清国の東13枚目が、翌場所関脇に昇進した下限。 これに次ぐのが東10で13勝逸ノ城、西9で13勝琴光喜と平成の記録が続く。 昭和39年初場所は関脇から平幕上位、中位までが負け越しばかりで、関脇の空きが出たのに前頭8枚目以上の勝ち越しは4枚目8勝明武谷、7枚目9勝廣川だけ。 10枚目で13勝した北の冨士もこの時代なら張出関脇でおかしくなかったが、三役昇進候補が少なすぎ、廣川を上げるのも... となって小結に置かれた感がある。 この場所の幕尻は東15枚目だから、もし清国が幕尻でも関脇になっていただろう。 よって下限というのはなかったと考えられる。 逸ノ城はそれ以来の前頭二桁から関脇に上がったレアケースだが、西関脇7勝8敗の豪風を残したり、5枚目10勝の勢を上にしようとはしなかったことから、やはり何枚目以下からの特進は許さないというのはなさそう。 ところがこの時、一枚下の西5で同部屋の陣岳が9勝している。 普通なら陣岳が追い抜いて上位に行くところだが、追い越さずに小結に留まった。 ちなみに 9勝で関脇昇進の下限は、27年初場所東6の隠岐の海。 この場所も関脇小結以下壊滅状態で、他に手立てはなかった 6勝の関脇、7勝の小結は適当な昇進者がいなくても落とすという前例になりうる。 これは9勝で関脇に上がった番付の下限を半世紀ぶりに更新する珍現象だった。 なので、陣岳の成績は当時の9勝昇進の下限ではあったものの、他に候補がいなければ昇進していただろう。 おそらく、2大関と対戦し2敗の陣岳と、3横綱4大関総当たりで千代の富士を破って殊勲賞の逆鉾とでは、単純に勝ち星と番付の関係だけで判断できないとなったのだろう。 勝星は弱くても番付上位が優先される例は、幕内や十両昇進の際に十両、幕下上位が詰まった時にも起きる現象で、番付編成会議で審判部の裁量が発揮されるところ。 したがって、特に番付の下限に当たったからというわけではなさそうだ。 結論から言うと、近年は無条件に最下位に置かれている。 近年の横綱昇進時を例に出してみよう。 共に全勝優勝で1人横綱時代を打破した白鵬、日馬富士は、どちらも西横綱からスタート。 14勝の優勝で昇進した新横綱鶴竜は、12勝の白鵬、日馬富士に続く東の2番目に。 同じく14勝の優勝で昇進した新横綱稀勢の里は、中盤戦で途中休場した鶴竜と日馬富士よりも後の西2番目。 かつてはケース・バイ・ケース それも理屈ではあるが、ずっとそうだったわけではない。 4人目の横綱となった武蔵丸は、全休貴乃花、途中休場若乃花よりは上に出て、皆勤11勝の曙に続く西の正横綱。 12勝で何とか昇進の若乃花は10勝どまりの2横綱に東西の正位を譲って東2番目だったが、30連勝で昇進した貴乃花は、やはり10勝の曙を押しのけていきなり東正位に座った。 14勝で連覇した旭富士は、全休大乃国と10勝北勝海より上で12勝の千代の富士に次ぐ西正横綱だ。 勝越していない横綱よりは上位に来ることになっている。 そして10勝5敗よりも上に行くらしい。 若乃花のみ10勝5敗よりも下に置かれたが、星の差が少ないことが影響しているかもしれない。 傾向が代わったのは、15年3月の朝青龍の昇進時。 東横綱武蔵丸は全休していたが、引退した貴乃花に変わって西横綱となった。 以降すべて最下位に置く運用だ。 大関も同じで、優勝して上がった照ノ富士でも負け越しの琴奨菊より下位。 14勝の把瑠都も最下位だった。 新大関が最下位でなかったのは、12年に魁皇が、負け越した雅山より上位の東2番目となったのが最後。 14年1月に昇進した栃東は、公傷全休の千代大海より下位の西2番目。 意外だったが、理由は全くわからない。 そして、この場所は意外な配置となった2大関がその場所の決定戦を戦い、それで縁起を担いだわけでもないだろうが、以降新大関はすべて一番下からのスタートとなる。 予想のポイント なぜ変わったのかはわからないが、平成14年以降の15年にわたり例外なく運用されており、新横綱・新大関は既存の横綱・大関の成績に関わらず一番下に置かれると予想してよいだろう。 このように故障で陥落した元大関が全休するのは琴風、雅山の例があるが、関脇で一つも勝ち星を挙げなかった場合、当然大きく番付は下がるにしても、役力士として若干の緩和はされるのだろうか。 直近では、隠岐の海や妙義龍が関脇で全休し、10、11枚目まで転落。 三役も普通の枚数として数えるならば、10枚以上の下落であり、あまり容赦はない。 平成10年代には3例あるが、いずれも前頭一桁で留まった。 6枚目というのも2例あり、当時はやや優遇されている様子だ。 戦後すぐの頃は、平幕上位に留まるのはザラで、千代の山などは前頭筆頭である。 事例は多くないが、徐々に落ち幅が大きくなり、琴風が戦後初めて一気に前頭二桁まで落とされた(3連敗で引退)。 公傷制度もなくなった現在、元大関や、三役に定着していた大関候補が、たった2場所休んで十両落ちすることもあり得る。 結果が全ての世界とは言え、せめて翌場所は大負けしても陥落しない位置くらいに置いてやる配慮があってもいいと思う。 一般的に勝ち越し負け越し数が昇降する番付数と一致するのが目安と言われるが、小結は前頭0枚目と考えて編成しているのか。 小結で4勝の場合、意外にも翌場所の番付はブレが少ない。 かなり遡っても、ほぼ4、5枚目前後に収斂されている。 上記の公式に照らせば負越7なので7枚目に落とされても仕方ないが、そこまで落ちたのは平成2年の琴ヶ梅まで遡り、過去数例だけ。 8枚目以下への転落例はない。 一方で3枚しか落ちなかったケースは少なくなく、やはり小結は単なる前頭0枚目ではないことを物語る。 平幕の4勝でも周囲の状況によって4枚降下程度で済むことも割とあるが、やはり6、7枚落ちることが普通である。 小結で5勝の場合はどうか。 これもやはり平幕で5勝の場合よりも降下幅は小さい。 2枚目に置かれたケースも平成で6例。 3〜4枚目が相場となっている。 平幕でも4枚落ちくらいが相場なので、意外と5勝10敗は落ちないようだ 平成30年春に両小結が大きく負け越したが、5勝の貴景勝は西3枚目。 4勝の阿武咲は西5枚目とした。 この場所は平幕上位に上がって来そうな星の力士が多く、その下に置くべき成績と考えて当初阿武咲は東6枚目と予想したが、上記のとおり6枚目に落とすのは珍しいケースなので、8枚目8勝の魁聖と入れ替えて5枚目に留めた。 結果は、ピタリ。 番付は生き物とはいえ、ブレ幅が少ない事象は傾向と対策を立てると正確になる。 平成31年初場所、東2枚目で7勝の錦木より東小結5勝に終わった妙義龍が上位に来て西2枚目でということがあった。 これ単独なら、ああ三役との2枚差は2勝差でもひっくり返らないのかと思うだけだが、東3枚目7勝の正代は西に移すだけにとどめ、筆頭6勝の力士より上に置いた。 同じ2枚差なのに、星の差が小さい方だけを逆転させた。 これぞ三役力士優先の原則。 少なくとも1枚以上は下駄を履かせているのは明らか。 0勝 全休のケースも含め、1つも白星がないと大きく番付は下がる。 実際にどれくらい落ちるのか。 公傷制度廃止後幕内に残留したケースで見ると、最初の例となった出島は9枚の転落で済んだが、13枚転落も4例となっており、負越15で15枚とは言わないまでも、なかなか手厳しい。 公傷制度下でも61年に隆三杉が13枚落とされたのが1度、公傷制度以前は10枚程度の降下で安定していたのに比べても厳しい。 ちなみに0勝15敗で幕内に残留したケースはない。 1勝 (作成中) 2勝 2勝13敗というのもあまり見られない屈辱的な乱調である。 大きく負け越した力士は前後の力士とのバランスを取るのが難しく、かなりブレが大きい。 平均すると10枚前後の転落となる。 十両筆頭で大勝ちすれば、どの程度の上昇が期待できるのか。 そもそも前頭何枚目まであるかは、幕内定数や役力士の数によっても変わるので、過去の結果だけを見てどの辺りが相当とは言えない。 その上、周囲の状況によって大きく変わる。 筆頭で10勝ならほぼ昇進候補1番手。 何とか幕内に残留した力士たちよりも上に出る。 運が良ければ、エアースポットになった中位あたりまで引っ張り上げられることもある。 前頭一桁まで行ったのが14年の五城楼。 幕尻近くの力士が軒並み陥落か大勝ちかで、翌場所の前頭10枚目あたりがスカスカに。 十両からは5人が上がったが、その中で一番上位だったため、7枚上がって9枚目となった。 かと思えば8年初場所の玉春日のように、1枚しか上がらず幕尻16枚目というケースも。 1人しか陥落者が出ず、幕尻で勝越した力士よりも下に置かれたためだ。 それにしても幕尻15枚目で9勝の小城ノ花、蒼樹山より上の方が自然な気がするが、彼らは11枚目まで上がっている。 ここまでの不運ではないが、幕内力士優先の傾向は維持されていて、29年名古屋で東十両筆頭10勝の魁聖は、前頭15枚目の東8勝錦木、西9勝千代丸(東16枚目が幕尻)よりも下位に置かれている。 ただし、この傾向は絶対かというとそうでもなく、27年夏に東十両筆頭で10勝の時天空は、西15で8勝の琴勇輝どころか西14で8勝の旭天鵬よりも上位になった(西16枚目が幕尻)。 20年秋の武州山も同じ成績で、16枚目8勝黒海を上回り、10枚目まで上がっている。 どうやら幕尻で勝越した力士の上がり幅が関係しているようである。 成績どおり逆転させると、勝越した力士が全く上がらないケースも出て来る。 幕内維持の瀬戸際の地位で勝越したのに、抜け出せないのは気の毒。 順当に好成績の十両力士が上に行ったケースでは、両者ともかなり運良く昇進している。 先の例で言えば、黒海も5枚上がっている。 同じ大幅に上がるのなら、十両とはいえ大勝ちしている力士を上げたほうが、8勝の力士を上げるよりも自然である。

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2020年5月場所予想番付

大相撲夏場所番付予想

新大関に昇進した朝乃山は西方に座り、カド番の貴景勝とともに2場所ぶりに東西に大関がそろった。 横綱が番付表記上、大関の地位を兼ねる「横綱大関」は1場所で解消された。 春場所優勝の白鵬は3場所連続で東の正横綱。 御嶽海が昨年九州場所以来の関脇に復帰。 再小結の隠岐の海は21場所ぶりに三役に返り咲き、大栄翔も再小結となった。 新入幕は春場所で十両優勝を飾った20歳の 琴勝峰 ( ことしょうほう )。 元大関の照ノ富士が2018年初場所以来、14場所ぶりに幕内に復帰した。 幕内力士が序二段まで落ちた後に再入幕するのは史上初。 若隆景、琴恵光、琴勇輝も幕内に戻った。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で夏場所の日程は当初予定から2週間延期されたが、相撲協会は今後の状況を見ながら、縮小開催、無観客開催や中止を含めて開催可否を判断する。

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163. 2020年大相撲春場所番付予想

大相撲夏場所番付予想

<トピックス> 朝乃山の昇進で、「横綱大関」は1場所で解消。 役力士1増となり、前頭18枚目も消滅する。 <ポイント> 1 役力士の配置 先場所に続いて3力士が昇進できる。 3人目は、2枚目8勝のベテラン隠岐の海が、9枚目で12勝した新鋭隆の勝を抑えて滑り込みそう。 その3人のうち、だれが関脇になるのか。 隠岐の海より上位の筆頭で8勝の大栄翔と、3枚目10勝の御嶽海。 ここは成績から言っても、実績から言っても、御嶽海を推すべきところか。 大栄翔と隠岐の海は小結に復帰した。 2 筆頭で0勝 このところ、平幕上位で0勝のまま休場する力士が続いているが、今場所はなんと大関から落ちたばかりの髙安。 3枚目で未勝利の友風、琴勇輝が一気に翌場所十両に落とされている。 しかし前頭筆頭の地位にある力士が、過去十両に落とされた例はない。 17年の出島などは9枚下降で済んだ。 同じ平幕上位でも見えない壁があるようだ。 惜しい! 3 幕内十両昇降 5人が転落と想定。 十両上位の好成績者が多数。 東2で8勝の千代翔馬、東4枚目10勝の翔猿さえ見送られそうだ。 14枚目で6勝の錦木は、残れるか。 東18枚目がなくなっても、下に3枚あるから残る星だ。 照ノ富士が案外低く、幕尻での再入幕となった。 昭和57年以来の「横綱大関」が復活。 大関豪栄道引退で役力士がさらに減少し、昭和の番付大削減以降平幕は最多。 前頭18枚目が登場する。 <ポイント> 1 役力士の配置 西関脇と両小結が陥落。 大関からの陥落もなくなったので、3人が三役に上がれる。 東筆頭9勝の遠藤、東2で11勝の北勝富士。 西4で13勝の正代。 三役など上が詰まる地位は番付と成績の関係が普通の平幕と異なるので、どれが上位に来るか当てるのが難しいが、ここは成績順で良いのではないだろうか。 ちな みに豪栄道が引退しなかった場合の予想でも、西関脇正代、2番目の関脇に豪栄道としていた。 3人とも三役昇進相当の星だし、 どうせなら3小結にするより3関脇で前大関が余る形の方がしっくりくる。 昇進3人とも関脇になっても良い星だが、13勝は価値がある。 2 横綱大関の東西 両横綱のうち、横綱大関になるのはどちらか。 1大関の場合は、通常東に据えるので、空位となる西大関を横綱が兼ねる必要があり、西になった方の横綱が横綱大関ということになるだろう。 今場所は両横綱とも1勝に終わったので、普通なら東西は今場所のままと思われる。 ただし昨年、0勝5敗で休場した稀勢の里が全休の2横綱と入れ替わって東正横綱になるという謎編成がなされた。 同じ0勝でも出場の方が価値があるという考え方らしい。 であれば、1日多く出場した(負けが多い)鶴竜が東に回る可能性もあるので、入れ替えで予想した。 1勝で並んだ両横綱は、先場所と東西はそのまま。 基本通りなのだが、なぜ昨年初場所の稀勢の里が正横綱になったのか。 全休の場合だけは勝ち星が並んでいても優劣があるのか。 謎に謎が加わった。 3 平幕優勝力士の翌場所 平幕優勝者は、ご祝儀的に三役にしていた時代もあったが、平成24年の旭天鵬は9枚目だったにも関わらず平幕に据え置かれ、昨年の8枚目朝乃山も同様だった。 前回幕尻優勝の貴闘力は3人目の小結に昇進しているが、もはや参考にできないだろう。 当時は幕尻といえども14枚目だったわけだし。 西17枚目から、単純に勝越数の13枚程度上がって4枚目前後ではないだろうか。 周囲の成績を勘案し、東5枚目と予想した。 徳勝龍は西2枚目まで躍進し、予想以上の15枚上昇。 割を食ったのが竜電で、10勝したのに3枚しか上がらず東5枚目。 3枚上で星2つ下の炎鵬より下に置かれてしまった。 ラッキー新小結の帳尻を合わされたか。 4 幕内十両昇降 豪栄道が場所直後に引退を決めた。 番付編成会議前の決定を意識したようだ。 したがって来場所の番付には残らない。 潔い決断のお陰で1人幕内の座を手にする力士が増える。 今場所は陥落候補が少ない。 大負けの琴恵光は確実だが、中位以下で陥落相当はそれくらいで、次は西3枚目で全休の琴勇輝。 同じ番付で先場所0勝で途中休場した友風は十両筆頭に落とされている。 だが、来場所は東18枚目ができる。 そもそも友風の陥落は酷だったが、そのお陰で幕尻に入った徳勝龍が優勝したのだから、出場できそうな力士を幕内に置くべきという考えが強まるかもしれない。 琴勇輝は出場アピールすべきか? 空き枠2〜3に対し、昇進候補は、錦木、大奄美の順。 これに続く2枚目8勝の琴ノ若、英乃海、13枚目13勝の照ノ富士は無理に上げる星ではないので、あえて琴勇輝を落とすこともないと考える。 琴ノ若は先場所の徳勝龍が筆頭だったのに対して、絶対上げないといけない星でもない。 それでも上がったのは、前頭3枚目で0勝 全休も は転落とはっきり示したかったのだろうか。 気の毒に16枚相当の降下である。 そもそも公傷廃止と引き換えになけなしの定員増を図ったのだから、多少休場者への配慮として降下幅を緩和するべきところ、最近は容赦なく落とす。 皮肉にも同部屋力士同士が昇降を争う形なだけに、ホープ琴ノ若もバツが悪かろう。 <結果> 1 予想通り、小結定数は4人から2人に収束。 大関の減も合わせて役力士が3人減、平幕は3人増となり、 幕尻が東16から西17に。 三役の編成は自然だが、前頭の枚数は実質1. 5枚ズレが生じた。 さらに中位から下位にかけて団子状態となり、見かけ上成績の割にほとんど上がらない力士、大きく落ちる力士が続出。 西9、東14で各8勝の豊山、照強はそのまま。 西11で9勝の千代大龍は東に回っただけ、10勝の輝も2枚上昇に留まった。 あくまで見かけ上とはいえ、1. 5枚分もズレてはこうしたことも起こる。 力士にとって番付は大きなモチベーションを保つ要素なので、定数を動かす場合は緩やかに運用することも一案ではないか。 2 阿炎は小結据置。 構成上、それが妥当とはいえ、3場所連続小結で勝越し、2度めの9勝ながら関脇に届かず。 新小結11勝の朝乃山に先を越された。 高安が大関に残ってくれていれば.. と恨めしいだろう。 陥落した大関は原則関脇に張り出すなどの措置もありでは? 3 関脇、小結の負け越し力士はすべて平幕へ転落。 小結で7勝8敗の遠藤と北勝富士の間に、2枚目で8勝の妙義龍がなぜか挟まるという編成になった。 同じ地位でも正小結と2番めの小結では格差があるのか? その他 3枚目から十両転落 東3で未勝利で休場した友風が十両に陥落。 これは意外だった。 幕内からの転落確実は5人いたが、十両上位の好成績者も多く、西筆頭8勝の徳勝龍は6番手で東に回るだけになるかと思われたが、友風も落として入幕させた。 ありえなくもないが、西筆頭の8勝で見送りは珍しい話ではないので、無理に上げることはないと検証から漏れていた。 友風は、幕尻が17枚目まで広がったこともあり、15枚もの大幅下降となる。 平成以降、前頭3枚目以内からの転落は3例目。 平成28年に3枚目大砂嵐が落とされている。 平成2年に栃司が2枚目の全休で落とされているが、当時は幕内定員が少なかったので、今の定数になってからは2度目。 一方で、同じ28年に3枚目で全休の逸ノ城が10枚下降で済んでいる。 「横綱大関と対戦する地位なら翌場所は落ちない」という説もあるが、安心はできないことが分かった。 なかなか酷な話だ。 これにより、豪風、嘉風が引退しても矢後、友風と出てきて安泰と思われた尾車部屋は思いがけず幕内力士が途絶えてしまった。 異例の4小結だった九州場所。 その出口がまた難しい。 2関脇2小結の大原則に戻るため、どのように解体していくのか。 これがずれると平幕の予想が全てズレていくので、今場所はこの三役問題にポイントを絞って解説する。 1 定数拡大後 13年ぶりに4人小結がいた九州場所。 上が詰まって全員勝ち越していればともかく、負け越し2人、関脇も空きが出ているので、何らかの変動があるはず。 近年の定数厳守の方針からすると、4小結は先場所特有の事情での編成と考えられる。 さて、では特段の事情がなければ2小結に戻るのか。 過去の例を振り返ってみよう。 前回、18年11月は今回と同じように2人小結が増えて4小結。 うち2人が勝ち越したが、2関脇も勝ち越したため小結据え置き。 負け越した2人は平幕に転落。 平幕上位では、東2琴奨菊、西3出島が共に10勝の星を残していたので、入れ替わって4小結を維持でもおかしくなかったが、東西の筆頭に据え置かれた。 ちなみに先場所の朝乃山は西2の10勝で小結を増枠して上がっている。 この時の琴奨菊の昇進見送りは三役昇進史上?に残る厳しいものだと言える。 その前の12年5月は3小結で、平幕優勝して上がった貴闘力が陥落、西小結魁皇が優勝して3関脇になり、西4玉春日(9勝)が上がって2小結に。 玉春日無理に上げる星ではないが、三役定数としては維持された。 優勝力士を小結に据え置くこともできず、空きが出たので補充した形。 11年11月は、4横綱3大関2関脇3小結の頭でっかちな番付。 小結安芸乃島が陥落、武双山が関脇に上がって西筆頭雅山(8勝)が小結昇進。 4横綱2大関4関脇2小結となり、役力士の数は維持されたが、もう一人の小結土佐ノ海は同じ10勝ながら据え置きを食らっている。 西筆頭8勝が東に回るだけのケースは多数あるので、アンバランスに武双山だけ関脇にして枠を空けた意図はよくわからないが、少なくともこれだけ多かった役力士の数を減らそうというバイアスは特にかからなかったのは確かだ(雅山はこの昇進を生かして3連続二けたで大関へ)。 11年3月は2関脇4小結。 2関脇は三役から転落。 4小結がそろって勝越したが、11勝の安芸乃島、10勝の魁皇、9勝の出島まで関脇に上がり、8勝の栃東だけ据え置き。 東筆頭貴闘力(8勝)が空いた小結に上がって翌場所は3関脇2小結と役力士が1減となった。 陥落相当の力士を落とし、昇進相当の力士を上げた常識的な判断といえる。 「番付は生き物」を地で行く三役の運用。 近年はある意味生き物でなかったといえるほど厳格な運用だったが、今場所の4小結は単なる気まぐれか、役力士不足を補う妙案か。 大活躍の朝乃山の11勝は、平幕で止めていたら大関への足掛かりにはなり得なかったかもしれず、ひとまず成果を出した。 今回は、成績通り編成すれば自然と2関脇2小結に落ち着く。 ただし、大関高安の陥落があって一気に3人も役力士が減るので、平幕の編成に無理が出てしまう。 2 阿炎、3場所連続関脇昇進ならず? 急激な役力士の減少を避けるなら、東小結9勝の阿炎を上げる手もある。 そもそも小結で3場所連続勝ち越しながら新関脇になれていないのは不運だ。 特に気の毒なのは、関脇2人ががっちり固まっているのではなく、空きは出ているのに大関から毎場所落ちてきて埋まるから。 全場所も書いたが、関脇を引きずり下ろせないなら諦めもつくが、大関を引きずり下ろしたせいで昇進の妨げになるのは不条理。 それもまさか3場所で。 過去の例では、案外連続小結在位者は多く、麒麟児、土佐ノ海、琴光喜の5場所、稀勢の里、出島の4場所がある。 よって来場所も小結でも何ら不思議ではないのだが、上記2点を勘案して3関脇とはできないものだろうか。 (朝日新聞の予想では3関脇2小結)出島は4場所目も9勝で、さすがに3関脇にして昇進。 3 関脇6勝、小結7勝で三役残留 三役の枠を維持、または1減に留めるとした場合、実は誰を三役に置くかというと難しい。 上がってくる方では次候補は東2妙義龍(8勝)だが、無理に上げる星でもない。 関脇6勝の御嶽海が先場所優勝、3年近い連続在位の実績にものを言わせて小結で残るか、はたまた小結で7勝8敗の遠藤、北勝富士にも残留の目があるのか。 まず関脇の6勝9敗で翌場所小結に残ったのは、昭和28年1月の三根山だけ。 現代の編成ではまずないと言っていい。 では小結の7勝8敗残留はというと、令和元年5月に御嶽海はじめ平成以降4例と少ないがなくはない。 ただ、無理にそういう状況を作ることはしたくないだろうから、やはり2関脇2小結に落ち着くのが自然かと思う。

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