コロナ 成田空港。 空港検疫「コロナ陽性じわり増」の先に待つ懸念

成田空港 ハイヤー コロナ徹底対策【全エリア格安定額料金】

コロナ 成田空港

ホテルまでの送迎バスの車内。 30人ほどが乗っていた 「での検査で、本当に恐怖を感じました」 本誌にそう明かすのは、都内在住の自営業男性・Aさん(43)だ。 Aさんは仕事で約1カ月間シンガポールに滞在し、4月4日午後、成田空港に着いた。 到着後、1時間ほど順番待ちをしたあとに、のPCR検査を受けたという。 「部屋の中が仕切られて、3つの検査スペースが作られていました。 防護服を着た検疫官が、右の鼻の奥に綿棒を突っ込んで粘膜を採取し、試験管に入れて検査は終了。 わずか1〜2分ほどでした」 検査結果が出るまでの数日間、空港近くのビジネスホテルの個室で待機するよう言われたAさんは、このあと底知れぬ恐怖を味わうことになる。 「送迎バスを待つあいだ、ソファが20脚ほどある部屋で待機するように言われました。 最初はすいていたのですが、いろんな国から帰国した人たちが、どんどん検査を終えて入ってきて満員になって。 でも係員は『ここで待っていてください』の一点張りでした」 他人の息がかかって、換気も悪かったという。 「あとから部屋に入ってきた人に、『どちらから?』と聞くと『アメリカです』と言われて、思わず離れましたよ。 結局、大勢が狭い空間で2時間も待たされました。 バス乗り場まで移動するエレベーターも、ぎゅうぎゅう詰め。 バスの乗車時間は10分くらいでしたが、車内には30人ぐらいが乗っていました。 『このなかに感染者がいたら……』と気が気じゃなかったですよ」 ホテル到着後は、部屋から出ることを禁じられた。 「翌々日の朝、『Aさんは陰性でした』と電話があり、成田までバスで送ってもらって、親戚の車で帰宅しました。 『帰宅の際は、公共交通機関を使わないように』と言われましたが、遠方の人は無理ですよね」 陰性と判定されても、2週間は自主待機するよう要請されているため、Aさんも4月20日まで自宅待機するという。 「『毎日検温して、発熱した場合は各自で病院に行ってください』と。 『勝手にして』というような扱いです」 最後にAさんは、こう憤る。 「空港検疫の管理体制がずさんすぎます。 PCR検査を受けた後に、その結果も出ていない、感染しているかもしれない人たちと、狭い部屋やエレベーター、バスにぎゅうぎゅう詰めにされて、それで『陰性でした』と言われても、安心できないじゃないですか。 感染しないよう細心の注意を払ってきたのに、全部ぶち壊された気分です。 『なんで爆発的に感染が拡大しているアメリカから帰国した人と一緒に狭い空間にいなきゃいけないんだ』と、怒りすら覚えました。 もう一度、PCR検査を受けたいと思っています」 厚生労働省の検疫所業務管理室に問い合わせると、「4月4日着の便の成田空港検疫で、陽性の方が出たかどうかは精査中」と回答。 検疫の管理体制については、締切りまでに回答はなかった。 (週刊FLASH 2020年4月28日号) 外部サイト.

次の

羽田空港、事務職4人が新型コロナ感染

コロナ 成田空港

ホテルまでの送迎バスの車内。 30人ほどが乗っていた 「での検査で、本当に恐怖を感じました」 本誌にそう明かすのは、都内在住の自営業男性・Aさん(43)だ。 Aさんは仕事で約1カ月間シンガポールに滞在し、4月4日午後、成田空港に着いた。 到着後、1時間ほど順番待ちをしたあとに、のPCR検査を受けたという。 「部屋の中が仕切られて、3つの検査スペースが作られていました。 防護服を着た検疫官が、右の鼻の奥に綿棒を突っ込んで粘膜を採取し、試験管に入れて検査は終了。 わずか1〜2分ほどでした」 検査結果が出るまでの数日間、空港近くのビジネスホテルの個室で待機するよう言われたAさんは、このあと底知れぬ恐怖を味わうことになる。 「送迎バスを待つあいだ、ソファが20脚ほどある部屋で待機するように言われました。 最初はすいていたのですが、いろんな国から帰国した人たちが、どんどん検査を終えて入ってきて満員になって。 でも係員は『ここで待っていてください』の一点張りでした」 他人の息がかかって、換気も悪かったという。 「あとから部屋に入ってきた人に、『どちらから?』と聞くと『アメリカです』と言われて、思わず離れましたよ。 結局、大勢が狭い空間で2時間も待たされました。 バス乗り場まで移動するエレベーターも、ぎゅうぎゅう詰め。 バスの乗車時間は10分くらいでしたが、車内には30人ぐらいが乗っていました。 『このなかに感染者がいたら……』と気が気じゃなかったですよ」 ホテル到着後は、部屋から出ることを禁じられた。 「翌々日の朝、『Aさんは陰性でした』と電話があり、成田までバスで送ってもらって、親戚の車で帰宅しました。 『帰宅の際は、公共交通機関を使わないように』と言われましたが、遠方の人は無理ですよね」 陰性と判定されても、2週間は自主待機するよう要請されているため、Aさんも4月20日まで自宅待機するという。 「『毎日検温して、発熱した場合は各自で病院に行ってください』と。 『勝手にして』というような扱いです」 最後にAさんは、こう憤る。 「空港検疫の管理体制がずさんすぎます。 PCR検査を受けた後に、その結果も出ていない、感染しているかもしれない人たちと、狭い部屋やエレベーター、バスにぎゅうぎゅう詰めにされて、それで『陰性でした』と言われても、安心できないじゃないですか。 感染しないよう細心の注意を払ってきたのに、全部ぶち壊された気分です。 『なんで爆発的に感染が拡大しているアメリカから帰国した人と一緒に狭い空間にいなきゃいけないんだ』と、怒りすら覚えました。 もう一度、PCR検査を受けたいと思っています」 厚生労働省の検疫所業務管理室に問い合わせると、「4月4日着の便の成田空港検疫で、陽性の方が出たかどうかは精査中」と回答。 検疫の管理体制については、締切りまでに回答はなかった。 (週刊FLASH 2020年4月28日号) 外部サイト.

次の

PCR検査後に満員の送迎バスに…成田空港到着後に感じた恐怖

コロナ 成田空港

成田空港に臨時で設けられたPCR検査場。 鼻咽頭をぬぐう検査はくしゃみで飛沫が飛び散る恐れがあるため、担当の検疫官は重装備。 「今の季節は暑いです」(検疫官)(記者撮影) しばらくすると、検疫所職員に付き添われ、車椅子の患者がやって来た。 日本人と見られ、ぐったりとしている。 新型コロナ対策用に特別に拡張した検疫所のエリアで健康状態や入国後の滞在先などを書類に記入した後は、ついたてで仕切られたブースでPCR検査を実施。 それが終わると、車椅子で検疫所をあとにした。 コロナの疑いのある患者は「陰圧室」と呼ばれる感染を防止する部屋に隔離され、検査結果を待つことになる。 結局、一般の乗客が飛行機を降り、検疫所へとやって来たのは着陸から1時間半近く経ってからのことだった。 世界で感染爆発が続く中、日本が感染の第1波を乗り切った「日本モデル」の内実を検証。 7月に入り、東京都の感染者数が過去最多となるなど感染再拡大が続く中、第2波に備えてすべきことは何かを追った。 成田空港からの入国で陽性者が増加傾向 足元で海外との往来を再開する動きがある中、難しい舵取りを迫られるのが、政府の水際対策だ。 日本では現在、入国規制、空港でのPCR検査、陰性者の自己隔離の3つを実施している。 その中のPCR検査の結果について、成田空港検疫所の担当者は「最近、また(陽性者が)増えている」と語る。 なぜか。 厚生労働省の検疫所業務管理室は「日本の感染拡大を受けて一度母国に帰った外国人の在住者が、感染の収まりを受けて再来日しているのではないか」と推測する。 7月10日の時点で、日本は世界の国の7割弱にあたる129カ国を入国拒否の対象にしている。 結果、2019年の12月に406万人いた入国者は、5月に1万人まで減った。 ただ、入国拒否地域からであっても、日本人と、外国人でも「特段の事情」が認められた永住者や日本人の配偶者などであれば、入国が可能だ。 こうした入国者の陽性者数が急増したのは、政府が欧州の主要国やアメリカ、中国全土などを入国拒否地域に指定した3月末から4月上旬のこと。 「仕事などでアメリカなどに滞在していた日本人が『戻れるうちに』と大量に帰国してきた」(成田空港検疫所)。 3月25日~4月25日までの陽性者数は1日平均で4. 3人に上り、「検疫所の対応が追いつかず、機内に長時間待たせてしまったお客様が心身共に疲弊し、不満の声が寄せられることもあった」(同)。

次の