かみ さま に あいたい。 「かみさまにあいたい」読書感想文の書き方&アイデアと流れの例

かみさまにあいたい|絵本ナビ : 当原 珠樹 みんなの声・通販

かみ さま に あいたい

おばあちゃんとのやくそくをはたすため、「神さま」に会いたいと、ひそかに願う雄一。 同級生の竜也といっしょに、ある行動をおこすが・・・。 悲しみと向き合い、成長していく少年たちの物語。 「かみさまにあいたい」より 主人公の雄一は、学校帰りに給食のデザートをお供えにおばあちゃんのお墓参りに行くくらいのおばあちゃん子。 でも、亡くなる前のおばあちゃんにうそをついてしまったことをずっと後悔しています。 同じクラスで看護師のおかあさんと2人暮らしの竜也と仲良くなり、「神さま」にメッセージを伝えることにした二人。 神さまに会うという目的のもと協力し始めた二人の友情や、亡くなった人への想いの整理のしかたなどを丁寧に描いた作品です。 本の絵やデザインがかわいらしいので、女の子はこの本を好む子が多いでしょう。 身近な人が亡くなった経験のある子 主人公の雄一は大好きだったおばあちゃんを亡くしています。 同じように、身近な人を亡くしてさみしい思いをしている子は雄一に共感できます。 痴呆・のお年寄りが身近にいる子 雄一のおばあちゃんは、亡くなる前いろいろなことが分からなくなってしまいます。 身近な人がいろいろなことを忘れていくのを近くで見ているのは切ないもの。 おじいさん・おばあさんが似た状態にある子などは、お年寄りとどんな関わり方をすればよいのか考えるきっかけになるでしょう。 冒険が好きな子 雄一と竜也は、秘密基地に入ったり、遠くまで出かけて誰も住んでいない家に忍び込んだりと、さまざまな冒険をしていきます。 冒険がすきな子は、この本を読んで主人公たちと一緒にワクワクできるでしょう。 さみしい思いをしている子 主人公の雄一は、おばあちゃんを亡くしてしまいました。 同じクラスの竜也は、看護師のお母さんの仕事が忙しく、一人で過ごす時間が長い男の子。 さみしい気持ちに共感し合える二人の男の子の話に、同じようにさみしさを抱えているお子さんは救われるのではないでしょうか。 読書感想文『かみさまにあいたい』を読むときのポイント 本を読んで感想文を書くには、• 本の内容をしっかりと読み取ること• ポイントをしぼって理由や気持ちを考えること が大切です。 を読むときに気を付けたいことと、ぜひ考えてみてほしいポイントを紹介します。 ぼく(雄一)と竜也の性格の違いを読み取る 雄一と竜也の性格はまったく違います。 本を読み進めながら、2人の性格の違いをきちんとつかめるようにしましょう。 こんなに性格の違う二人がとっても仲良くなるのはなぜなのかも考えてみるといいですね。 竜也の行動の理由や気持ちを考える クラスの中の悪い子として描かれている竜也。 行動だけ見ていると、どうしてそんなことをするんだろうと思ってしまうことばかり。 しかし、竜也の行動にはちゃんと理由があって、考えて行動しています。 竜也の行動の理由や気持ちを追いながら読んでみると理解が深まります。 天国の神さまにお願いしたいことはどんなこと? 本の中で2人は神さまにそれぞれのお願い事を伝えます。 おこさんだったら、どんなことを神さまに伝えるでしょう。 それはなぜですか。 考えてみましょう。 目に見えないけれど信じているものはある? 登場人物の男の子2人は、物語後半で目に見えないものを信じるという感覚が理解できるようになります。 お子さんはこの感覚に共感できるでしょうか。 また、目には見えないけれどあると信じているものってあるでしょうか。 理由と合わせて考えてみましょう。 雄一のおばあちゃんは、雄一に何て伝えたいと思う? 雄一は、ウソをついておばあちゃんに柔道の練習をみせなかったことや、おばあちゃんが応援してくれていた柔道をやめてしまったことを後ろめたく思っています。 そんな雄一に対して、天国のおばあちゃんが話しかけられるとしたらどんな言葉をかけるでしょうか。 考えてみましょう。 竜也の会った神さまって、誰だったの? 竜也はずっと神さまに会いたがっていますが、竜也の神さまって結局誰だったんでしょう。 どうして神さまはカステラをプレゼントしてくれたんでしょう。 夏休みは、課題図書『かみさまにあいたい』を読んで読書感想文を書こう 『かみさまにあいたい』の魅力は伝わったでしょうか。 読む人によってさまざまな立場で考えることができる本、ぜひ夏休みの読書に入れてほしい一冊です。 ぜひいろんな視点をもって読んでみてくださいね。 感想文を書くにあたって困ったことや知りたい事があれば、コメント欄や問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね。 以上、『かみさまにあいたい』のあらすじとポイントでした。

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「かみさまにあいたい」読書感想文の書き方&アイデアと流れの例

かみ さま に あいたい

php on line 1141 みなさん、こんにちは。 作文講師の菅野恭子です。 学習塾シンクスで作文クラスを担当しています。 2019年の中学年向け課題図書「かみさまにあいたい」で感想文の書き方を解説いたします。 Contents• 「かみさまにあいたい」で感想文を書いてみよう 神様お願い! 困ったときの神頼みと言いますが、どうにもならないときに神様にお願いしたことがある人も多いのでは? 小3、小4のお子さんが対象の「かみさまにあいたい」の主人公は3年生の男の子、雄一。 そして、ふとしたできごとをきっかけに、その雄一と距離を縮めるクラスメイトの竜也。 仲が良かったわけではないふたりが、ふとしたことでかけがえのない親友になっていく。 友達との関係が広がる3,4年生の子にとっては、とても身近な話題なのではないかと思います。 「かみさまにあいたい」という題名がついていますが、雄一、竜也それぞれが神様に会いたい理由があるようです。 切実に神様にお願いしたいことがある子も共感できるでしょう。 雄一と竜也のふたりは、かみさまに会えるかな? 「かみさまにあいたい」はこんな子におすすめ 「かみさまにあいたい」は、つぎのような経験をしている子にとって共感できる一冊かと思います。 心を許せる友達ができた またはそんな友達がほしい• 親が忙しく、いつもひとり家で留守番することが多い(兄弟もいない)• おじいちゃんやおばあちゃんなど、身近な人の死を経験している• 神様にお願いしたいことがある• 自分はいなくてもいい子なのではないかと思うことがある 男の子なのでそれなりに冒険心もありやんちゃなのだけれど、どこかナイーブな一面がある子にぜひおすすめしたいです。 物語の中には、家庭の様子がほとんど登場しません。 雄一は、3か月前に亡くなったおばあちゃんとの思い出が表現されているものの、両親とのやりとりは皆無できょうだいがいるのかどうかもわかりません。 また、竜也のほうも、お母さんが看護士をしているため、家ではひとりで過ごすことが多いことはわかるのですが、お父さんがいるのかどうか、それともお母さんと二人暮らしなのか、明言されていません。 いずれにしても、どこか孤独で居場所がないような雰囲気の雄一と竜也。 同じような思いの子どもたちがいるような気がします。 感想文の流れ 感想文の流れは、つぎのようにしましょう。 内容ごとに大きく4つのまとまりにすることを意識してみてください。 この一冊を読んでいちばん心に残ったところをあげる• 自分の似た経験(反対の経験でもOK• 自分の似た経験 もしくは 家族などに聞いた話 もしくは想像した話• 全体の感想 では、それぞれ詳しく説明していきましょう。 「第一段落 いちばん~は~です」 「いちばん~は~です」とは、いちばん心に残ったところを決める作業です。 なにを選ぶのかが、まずは大きなポイントになります。 どんなところを選ぶかによって、つぎに続く自分の体験が変わってきますから。 たとえば……• いちばんおもしろいと思ったのは、神様に会うためにいろいろなチャレンジをするところです• いちばんふしぎに思ったのは、雄一も竜也も、家族と一緒の時間はあるのかというところです• いちばんいいなあと思ったのは、雄一と竜也がいつのまにか親友になっていたことです このように、中心を絞っておくと、よくあるお悩み「あらすじばかり並べてしまって」という事態を避けることができます。 本を読む段階で候補となる場面に付箋を貼っておくとわかりやすいですよ。 記憶に残る場面というのは一カ所だけではありませんよね。 いくつか候補をあげておき、その中から、自分の似た経験があるものや聞いた話が書けそうなものを選ぶと書きやすいです。 (似た話や聞いた話についてはこのあと詳しく説明しますね。 ) 第二段落では似た経験を書こう 先ほど決めた「いちばん~」に合わせて、自分の似た体験を書いてみましょう。 いちばん印象に残ったところをあげたのですから、関連する話題を広げていきましょう。 たとえば、 「いちばんおもしろいと思ったのは、神様に会うためにいろいろなチャレンジをするところです」を選んだ場合、自分もいろいろなチャレンジをした経験を書きます。 習っている体操教室で、どうしてもバク転を成功させたくて、いろいろなチャレンジをした• 友達と一緒に秘密基地を作りたくて、いろいろなチャレンジをした• ゲームをどうにかクリアしたくて、いろいろなチャレンジをした などの経験があるのでは? また、「いちばんふしぎに思ったのは、雄一も竜也も、家族と一緒の時間はあるのかというところです」を選んだとしたら、• うちはお父さんが家で仕事をしているので、家族みんなが家にいるのが当たり前。 逆にひとりになりたいと思うことがある• うちのお母さんは、夜に出かけることはほとんどないし、出かけるときはおばあちゃんが来るので、夜にひとりになることがない など、反対の経験を書くのもおもしろい試みになります。 ポイントは、第一段落に書いた「いちばん~」と関連する自分自身の経験を書くことです。 第三段落はもうひとつの似た話または聞いた話 第三段落では、第二段落に続き似た話を書きます。 似た話をふたつ書くのも大変なので、できれば、お父さんやお母さんなどに聞いた話を書くことをおすすめします。 その場合も、第一段落の「いちばん~」に合わせると、統一感のある内容になります。 たとえば、第一段落・第二段落に、さほど仲良しではなかった雄一と竜也が、いつのまにか親友と呼べるような関係になってきたことを書いてきた場合、 「お母さんは、子どものころ、全然仲良しじゃなかった子といつのまにか親友になっていたことがあると話してくれました。 昔は、学校から家に帰るとお母さんが待っている子が多かったのに、お母さんはいつも留守番をする鍵っ子だったそうです。 そこで同じような鍵っ子の子といっしょに遊ぶようになったらしいのです。 まるで雄一と竜也のようだと思いました。 」 などの話題を書くとよいでしょう。 また、身近な人の死というところをテーマとしたなら、人生経験の長いお父さんやお母さんは、きっと経験談を話せることでしょう。 ぜひこの段落は、お父さんやお母さんに聞いた話を書いてみましょう。 もしも、似た経験やお父さんお母さんから聞いた話も入れることが難しい場合、 「もし~だったら」という想像した話を書いてみましょう。 たとえば、 「もしわたしが雄一だったら」や「もしぼくが竜也だったら」と想像してみます。 この本は主人公に共感しやすい内容ですから、想像した話の方が書きやすい子もいるかもしれません。 第四段落は全体のまとめ 最後の段落は、全体のまとめになります。 第一段落から第二段落、そして第三段落と、共通する点を探り、うまくまとめてみましょう。 全体を通してまとめるという作業は、3,4年生にとっては難しいことです。 大人のように俯瞰してみる力が、まだ成長の途中にあるからです。 ですから、つたないまとめになる場合もあるかもしれません。 思ったことがしっかり入っていればよしとしましょう。 たとえば、• いちばん不思議に思ったのは、雄一も竜也も家族との時間がないことだ• 私の家はいつも家族みんながいる。 ひとりになりたいくらいだ• お母さんは鍵っ子で、いつもさみしかったそうだ。 だから自分の子どもには同じ思いをさせたくなかったらしい こんな流れで書いてきたとします。 その場合、まとめの第四段落では、 当たり前のようにいつも家族と一緒にいて、ときどきわずらわしいなあと思うこともあるけれど、ひとりでいるのはさみしいことなんだと知りました。 わらったりけんかしたり、いっしょにごはんを食べたりできる家族がいてよかったなと思いました。 こんなふうに書けそうです。 「かみさまにあいたい」感想文書き方の例その1 「かみさまにあいたい」を読んで、いちばん不思議に思ったのは、雄一も竜也も家族と過ごす時間が全然ないところでした。 とくに竜也は、お母さんが看護士さんなので、夜もひとりで過ごしています。 私と同じ3年生なのに、竜也のお母さんはどうしてひとりにできるのだろうと不思議に思いました。 私の家では、お父さんもお母さんも家が仕事場なので、家族はいつも一緒です。 家でひとりになることなんてほとんどありません。 私のお母さんは、夜にでかけることもないので、夜にひとりになったことは一度もありません。 たまにお母さんが夜に出かけるときは、おばあちゃんが留守番に来て、私と妹のめんどうをみてくれます。 時々、私と妹ふたりでも大丈夫だよと思いますが、おばあちゃんが来るのは楽しいです。 ふと、竜也のように、夜にひとりで過ごすことを考えてみました。 真っ暗だと怖くて眠れないような気がします。 きっと電気をつけたまま寝ると思います。 竜也はすごいな、電気を消して眠るのかなと思いました。 私のお母さんは、子どものころ、全然仲良しじゃなかった子といつのまにか親友になっていたことがあると話してくれました。 昔は、学校から家に帰るとお母さんが待っている子が多かったのに、お母さんはいつも留守番をする鍵っ子だったそうです。 そこで同じような鍵っ子の子といっしょに遊ぶようになったらしいのです。 まるで雄一と竜也のようだと思いました。 お母さんに、 「家にひとりでさみしかった?」 と聞いたら、 「さみしかったねえ。 家でおやつを用意して待っているお母さんがいる子がうらやましかったなあ。 」 と答えてくれました。 雄一や竜也と、子どものころのお母さんの姿が重なりました。 私の毎日には、当たり前のようにいつも家族が一緒にいます。 ときどきうっとうしいなあと思うこともあるけれど、ひとりでいるのはさみしいことなんだと知りました。 わらったりけんかしたり、いっしょにごはんを食べたりできる家族がいてよかったなと思いました。 私が神様にあえたなら、家族みんなずっとなかよしでいられますようにとお願いしたいです。 「かみさまにあいたい」感想文書き方の例その2 ぼくがこの本を読んでいちばんよかったなあと思ったのは、雄一と竜也が親友になったところです。 いつも先生に叱られてばかりで問題児と呼ばれてしまいそうな竜也が、なんだかかわいそうだと思ったからです。 家でもひとり、学校でもひとりだなんて、ぼくだったら絶対にいやです。 だから、雄一のような親友ができて、ぼくはほっとしました。 ぼくも、竜也のように先生にしかられてばかりだったことがあります。 なぜかいつもぼくだけしかられるので、つい、ぼくもたくさん反抗してしまいました。 あるときなんて、先生は、お母さんの仕事場に電話をして 「もう私の手に負えませんから、なんとかしてください!」 なんて、無理なことを言っていました。 だから竜也を応援したくなったのかもしれません。 先生がお母さんに電話をしたとき、お母さんはどう思ったのか聞いてみました。 お母さんは、どうしよう困ったな、私の育て方が悪かったのかしらと悩んだそうです。 でも、そう思ったのも一瞬のことで、あの子なら大丈夫! とぼくを信じたのだと話してくれました。 お母さんが自分の子どもを信じられなくてどうするのと、にっこり笑いました。 ぼくは、ごめんねと、そのときのことを初めてお母さんにあやまりました。 竜也のお母さんは、竜也のことをひとりにさせているけれど、きっと信じているからだと思いました。 竜也は、お母さんが自分のことを心配していないと思っているみたいだけれど、かみさまに会えたので、きっとお母さんの気持ちがわかるようになると思いました。 竜也と竜也のお母さんも、もっと仲良しになれるといいなと思います。

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「かみさまにあいたい」を読んで簡単にあらすじ読書感想文を書いてみました

かみ さま に あいたい

あらすじ(ネタバレ) 雄一は、おばあちゃんのお墓に行った。 お墓にプリンをお供えし、手を合わせた。 近くで声がするので周りを見ると、同じクラスの小松崎竜也がいた。 竜也は誰のお墓なのか聞いた後、しゃがんで手を合わせた。 竜也は授業中にカードゲームをしたり、授業の途中でどこかへ行ってしまったりして、担任の井原先生に反発しているため、クラスでは浮いた存在だ。 ある日のプールの授業中、頭が痛いと見学していたがいなくなり、先生が探しに行った。 雄一が窓から河川敷を見ると竜也の姿が見えた。 給食の時間に戻って来たが、先生に叱られた。 放課後、雄一は竜也がいた河川敷に行くと穴があり、その中に竜也が座っていた。 「何をしているのか」と聞くと、「以前、優しい女神様に会ってカステラをもらった。 もう一度会いたいから神様と交信している」と言う。 竜也は「神様がいると思うか」と雄一に聞くと、雄一は「いると思う」と答えた。 竜也は雄一を穴に招き入れた。 ある日、竜也は自由帳に書いた神様の絵を雄一に見せた。 雄一は「神様は天国にいるのだから河川敷の穴ではなく、高い場所の方がいい」と言った。 竜也は雄一に「横断幕にメッセージを書き、高い所に張れば神様に見てもらえる」といい、二人で横断幕を作ることになった。 次の日の放課後、竜也は雄一を連れて走って行った。 雄一は知らない道だと思ったが、おばあちゃんとの思い出が詰まった柔道教室へ行く道だと気が付いた。 おばあちゃんが亡くなって教室を辞めたので、涙をこらえながら急いで通り過ぎた。 住宅街の坂を上ってたどり着いたのは古い洋館で「立入禁止」と書いてあった。 急に雷が鳴り、雨が降ってきたので急いで洋館へ入った。 そして、横断幕にメッセージを書き始めた。 書き終えて横断幕を張ろうとしていたら、女性がやって来て「人の家に入って何をしているのか」と問われたので、二人は急いで横断幕を外し、走って逃げた。 翌日、竜也はクラスメートと喧嘩になり、止めようとした雄一が骨折し入院することになった。 病室で会った主治医は佐藤ナンシーと言い、洋館で見た女性だった。 竜也は毎日雄一の病室へやってきた。 ある日ナンシー先生は横断幕の事を聞いてきた。 その時に、竜也の母親がこの病院の看護師をしていると言った。 ナンシー先生が洋館の掃除を手伝うなら横断幕を張っていいと言ったので、雄一が退院してから、竜也と一緒に洋館へ行った。 一通り洋館を見学した二人は、昼ご飯を食べ、ペンキ塗りなどを手伝った後、横断幕を張った。 ナンシー先生はおやつに紅茶とカステラを用意しており「このカステラは竜也のお母さんが手作りしたものだ」と言った。 夕方、庭でバーベキューをしていると、竜也は「横断幕を燃やして神様へ届けよう」と言い、それぞれ願いごとした。 竜也は「もう一度会いに来てください」、雄一はおばあちゃんの願いだった「強くてまっすぐな男になれますように」と。 祈りながら、横断幕を火にくべた。 読書感想文(小学校-中学年) 私のおばあちゃんは、毎朝仏壇に手を合わせている。 うれしい事や悲しいことがあった時も仏壇に話しかけている。 私が近寄って行くと、おばあちゃんは私にも手を合わせるように言うので、どうして手を合わせるのか聞いてみると、おばあちゃんは「この中にはご先祖様がいて、私たちを守ってくれているからね」と教えてくれた。 毎年お正月に家族で、近所の神社に初詣に行く。 私は手を合わせて「テストで100点取れますように」とお願い事をする。 でも私は、おばあちゃんと一緒に仏壇の前にいるときにも「テストで100点取れますように」とお願い事をしている。 お盆とお正月には、お墓お参りもする。 いつもは天国にいるご先祖様をお墓というお家にお迎えするためだと、おばあちゃんは教えてくれた。 だから、お墓もその周りもきれいに掃除をする。 雄一は、お盆でもお正月でもなく、学校の帰りにプリンを持って一人でお墓参りに行っていた。 私は、お墓には一人で行ったことがないし、何となく怖いような気がするので、雄一は偉いなと思う。 竜也が会った神様は、天国にいると書いていた。 仏壇の中のご先祖様と、天国にいる神様は違うのかなと思ったので、おばあちゃんに聞いてみると、人は死ぬとみんな天国に行くのだから、ご先祖様はみんな天国にいると教えてくれた。 そして、この仏壇は、天国へ続く扉だと教えてくれた。 神様とご先祖様は同じなのだと思った。 神様は遠いような気がするけれど、ご先祖様は近くにいてくれているようだし、おじいちゃんは天国にいるから、それを聞いてうれしくなった。 おばあちゃんは、日本にはいろんな神様がいると笑って教えてくれた。 トイレの神様、台所の神様、靴箱の神様。 だから、いつもきれいにしていると守ってくれると教えてくれた。 それを聞いてから、私は学校でお掃除の時間は、テストで100点取れるかはわからないけれど、一生けん命にさぼらないできれいにしている。 おばあちゃんが教えてくれたように、いろんな神様が近くにいるのなら、雄一や竜也が行ったように高いところではなくても会えるのかなと思った。 横断幕を書かなくても、声を出せば聞こえるのかもしれない。 でも、おじいちゃんは耳が聞こえにくかったし、大きな声でお話するように言われていたから、横断幕の方がいいかもしれない。 雄一と竜也は、最後に横断幕を燃やしてしまった。 せっかく作ったのに、もったいないなと思ったけれど、おばあちゃんが毎朝仏壇に手を合わせるときに、ろうそくとお線香をたく。 お墓に行ったときにもお線香をたく。 横断幕を燃やしたのは、それと同じことなのかなと考えると、納得できた。 私もまだ、ご先祖様にも神様にも会ったことがないけれど、雄一と竜也と同じように、いつか会える日まで、お願い事をしながら、一生けん命、掃除をして待っていたいと思う。 Sponsored Link まとめ あらすじ・感想文を見てきましたが、イメージは広がりましたでしょうか。 すこし難しいお話なので最後に大事なポイントの解説を少しだけ。 これを押さえることで、感想文がぐっと書きやすくなりますよ。 ストーリーのポイントは、 それぞれ違った心の悩みを抱える雄一と竜也が、同じ目的(かみさまにあいたい)を共有し冒険していく中で、絆が深まって心の傷も治っていく という成長物語です。 ちなみに、それぞれの心の悩みとはこちらです。 雄一 認知症のおばあちゃんを柔道教室に連れて行くのが恥ずかしかった。 いつも嘘をついて騙し 連れて行かないまま、亡くなってしまったことを後悔している 竜也 多忙な看護師の母親と一緒に過ごせる時間がなかなかない 2人の悩みは違うようで少し似ています。 それは、、、 会えない人がいる という点です。 雄一:亡くなってしまったおばあちゃん 竜也:夜中にこっそりカステラを置いてくれていたかみさま(竜也の母親) 亡くなった人、かみさまはそれぞれ天国にいそうですし、二人の思いが重なります。 この本のタイトルである「かみさまにあいたい」につながるわけですね。 ただ、深いテーマの話なので、ちょっと小学生中学年には難しいような気もします。

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